■03夏アガディールは・・・
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6日から13日までモロッコって来ました。欧州現地のJetツアーで1週間アガディール拘束ですぅ。
03年3月のテネリフェ トリップでは往復EUR600 板にエクセスチャージされたトラウマか、カミさんの忠告も省みずを無視した結果はエクセスチャージ無しと順調なすべり出しのはずでしたが、着くとどうでしょう。空港辺り一面 霧 霧 霧x100。まさに五里霧中でおまけに寒い。ココは北欧???
早朝着であったため、ヒト寝した後早速 車をゲットして向かいましたよ。強烈なオンショアだったので、風をかわしつつ風波立つとこをEJSC TripMaster殿に借りたストームライダー’sのコピーを頼りに北上するも、行けどもx2 波は無し。
4日目、相変わらずパッとしない天気の中、AVIS プジョー206 モロッコ仕様(一週間で約3万5千円)のリアシートをたたみ、スケッグオンしたインチキ6’2’’をブチ込み、腹具合の復活しないカミさんを「スークのある待ちに行こう」とだましつつ北上開始。相変わらず目で見て判る、バナナビーチ、デビルロック、パノラマ、キラーの各ポイントは全滅(涙x10)。
諦めモードで北上を続けアガディールより50km北上したところで、ナ・ナント!カミさん腹痛再発で「Uターン」発令。「今日もダメか」と諦めモードで戻る途中!!!やっと見っけましたヨ(泪)。ド・ピーカンの下、腰腹くらいで割れる崖下の波を。しかもフルスーツ着て準備体操してる輩がおるし。このような緊急事態では地図など無くとも鼻が利き、カミさんの腹を勇気付けつつ道無き道をビーチまで一直線。地元人(あえてローカルとは言わない。判るよね)の執拗な攻撃をかわしつつ、誰もいないビーチにカミさんのポジションを確保完了。
「30分で上がるからね」と、はやる気持ちを抑えきれずワックス オンし、フルスーツ(そんなに冷たいかと思いつつ)を横目に海パン&ロングタッパ-で念願のアフリカ入水(Get!)。
入れば無風の腰腹程度で、ボトムは砂と玉石の混ざり、うねりはアウトの左から入りレフトのポイントブレイクでグーフィーの小職にはもってこい。距離はそんなに乗れないけど、ロケーションは最高〜。
だって、岸に向かって正面から右は50mはある絶壁が続き、左はビーチとその向こうは砂漠に近い荒野が広がる。そしてド・ピーカンで水はぬるい。前述のフルスーツはロングの2名に拙い英語で聞くとドイツからのバカンス組。お世辞にも上手とは言えず、欲しい波を全部頂けました。
腹具合の悪いカミさんのキツイ視線を感じつつ、地元人の声援を受けつつしっかり
1時間30分もTamriの波を堪能しました。
翌日「海を見てると腹具合がマシ」のカミさんの言葉にすっかり反応し出発。
相変わらず(秋冬に)メジャーなポイントは全滅で、またTamriへ。到着すると、ポイントブレイクにかかわらず10名以上の大混雑。地元人と「今日も5DH(ディラハム:モロッコ通貨単位で約50円)で車見といて」と挨拶もソコソコに入水。
EJSC TM殿の指導に習いパドルアウト中に「ボンジュール ムッシュ!」と挨拶すると結構受けが良いじゃない。様子を伺うとハデ板に乗るちょっと怪しげなヤツ以外は敵無しと言った感。
注目を浴びつつアジア人はテイクオフ、昨日と変わらないサイズながらレギュラーも有り、軽く流すと相変わらずビーチの地元人からは「アーレ ジャポネ、ジャポネ」の声援、カルイチ(?)にしては良いかなと満足すると、ハデ板君もこっち向いて中指ならぬ親指立ててくれてるじゃないの。聞くと彼らは仏人ツアラーでキャンプしての波探しらしい。
インサイドの海水浴地元人を避けつつハデ板君と波をシェアしていると、海パンイッチョでパドルしてくる地元人らしい輩が1人。ヤバ 挨拶しとかなアカンと近寄りがたいローカルに接近し、一応自己紹介し一安心。
したらコイツが良く乗るし、小波にも係わらず360°したり、グラブして飛んだりとエグイサイボーグなんだワ。モロッコの波のクオリティとローカルのレベルをヒシと感じつつ、オコボレをほぼ1人で独占し3時間のセッションはフラットとなり終了。南部全域ほぼフラットの中で腰腹でサーフできたのは アラーの神のおかげか?インシュ アッラー (合掌)。
翌日からはカミさんに代わり、残された日はホテルのビーチとトイレの往復(帰国後も40℃の高熱と下痢ラの後遺症に苦しんでます ハァ)。
少しは臨場感ありましたかぁ?
モロッコ現地のガイドのおばちゃんの息子がサーファーであることが帰国時に判明(遅いッつーの)。聞くと夏にアガディール周辺でデキレばラッキーなんだって。夏にヤリたきゃカサブランカ周辺が良いらしい。ってさ。
投稿者:
2003-08-19
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