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TRIP GUIDE
ニュージーランド

ニュージーランド 太平洋

New Zealand

メインシーズンは北ウネリが届く2〜5月と南ウネリが届く9〜11月。東海岸は熱帯性 サイクロンからの北ウネリと南氷洋からの南ウネリ。西海岸は西からの風波によるウネ リでコンスタントにサーフィン可能。しかし、ラグランベイ、ステンロードは南ウネリ にも反応する。風は変動的だが、南東からのものが多い。

スウェルサイズ
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フェイスコンディション
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サーフレベル
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4〜8 5〜9 5〜10 5〜10 5〜10 4〜8 4〜8 5〜9 5〜10 5〜10 5〜9 4〜8
太平洋 ニュージーランドクチコミ数:8

ニュージーランドは豊富なコーストラインを持ち、ほとんどの町が海岸沿いにあることから、ポイントへのアクセスが比較的容易となっているサーフアイランドである。北島と南島に分かれているが、どちらも比較的島の東海岸にサーフポイントが集中している。というのも、東海岸はニュージーランドでのメインスウェルとなる熱帯性サイクロンからの北ウネリと、南氷洋からの南ウネリの両方をダイレクトに受け止めるため、各ポイントで比較的ビッグサイズの波がブレイクしやすいからだ。ただし、海岸の向きによって届くウネリの種類は異なり、当然北向きのポイントには北ウネリ、南向きのポイントには南ウネリが届く。サーフィンのメインシーズンは、北ウネリが届く2〜5月と南ウネリが届く9〜11月といえよう。一方、西海岸はコンスタントにサーフィン可能となってはいるが、タスマン海を挟んで西にオーストラリアがあるため、比較的狭い海域で起きた西からの風波によるサーフィンが多い。したがって、ラグランやステントロードなど南ウネリにも反応するポイントでは例外的に質の高い波がブレイクするが、東海岸の波よりもクオリティーが劣ってしまうことが多い。また西海岸は、北島と南島の両方とも頻繁に発生する西からの風波を拾うため、コンスタントにサーフィン可能となっているが、その風波をもたらす気象パターンはさまざまなので、季節ごとの善し悪しというのは基本的にないといえる。東海岸に関しては、北島は北ウネリと南ウネリの両方に反応するポイントが点在し、水温が比較的高いことと相まってポピュラーなエリアとなっている。南島は南ウネリをキャッチするポイントがほとんど。また水温が低いため、サーファーの数も少なく、まだ未開のポイントが数多く残されているエリアでもある。なお、両島に言えるのは、エクセレントウエイブを見せるリーフブレイクもあるが、ビーチブレイクがメインとなるということ。したがって、波のクオリティーは地形によって大きく左右されることとなる。また、潮位の変化が激しいので、タイドチェックは不可欠といえる。ポイントごとに特徴を挙げると、前述したラグランは北島の西海岸に位置するポイントで、西ウネリと南ウネリの両方に反応するため、コンスタントにサーフィンは可能。特に南からのグランドスウェルが届いた時にはニュージーランドでも1、2を争うほどのハイクオリティーな波がブレイクする。ステントロードも北島の西海岸に位置し、レギュラーのエクセレントなリーフブレイクで有名。北島の東海岸の沖約1kmの所にあるマタカナアイランドは、北からのウネリによりコンディションが整うビーチのポイント。クオリティーが高く、しばしば雑誌などで取りあげられるほどだ。北島の東海岸にあるテアガンワはレギュラーのリーフブレイクで、エクセレントな波はニュージーランドでもポピュラー。マカロリポイントは北島の東海岸に位置するギスボンエリアの中のポイント。パワフルなウネリがリーフにヒットしてパーフェクトなレギュラーウエイブをもたらす。一方、南島の東海岸に関しては、マンガマウヌがカリフォルニアのリンコンとしばしば比べられるほどのクオリティーを誇る。有名なクライストチャーチビーチは、バンクペニンシュラ(半島)にブロックされるため南ウネリは入りづらいが、いったんコンディションが整うとクリーンなエクセレントブレイクが姿を現わす。2〜4月は比較的コンスタントに波があるので、その時期におすすめのポイントだ。ダニーディンは最もコンスタントにサーフィンできるポイントで、フラットとなることはほとんどないが、水温はかなり低い。そして、フェリーなどを利用すれば、クライストチャーチから2〜3時間で北島の沖に位置するグレートバリア島にアクセスできる。この島はリーフとビーチどちらもあり、比較的波が良いことで知られている。さらに、ニュージーランドにはまだまだ秘境のポイントが数多く残っている。

☆ワンポイントメモ
ガソリンスタンドなどでロードマップを手に入れることをおすすめする。というのも、ほとんどのポイント名が地図に載ってる地名と同じだからだ。また、時折放牧された羊が道路を横断していることもあるので、運転する時は注意。

基本情報太平洋 ニュージーランド

公用語
英語、マオリ語
通過
ニュージーランド・ドル
経路
ニュージーランド航空、日本航空などで直行便が運行
時差
+3時間
注意
麻薬の不法所持についてはヘロイン・LSDなどは最高無期懲役、オピオン・コカイン・モルヒネなどに関しては最高14年の懲役。また、マリファナでも最高8年の懲役という厳しい刑罰が科せられるのだ。また、どこの都市でも若者がたむろして騒いでいる場所があるが、こういった場所には近づかないほうが賢明。女性の1人歩きも避けよう。また、車の外から見える場所に物を置かないこと。
※常に情勢は変化するので外務省へのリンクを活用して下さい。
外務省HP
ニュージーランド の危険情報・スポット情報・広域情報