Samoa
メインシーズンは北西の風をオフショアとし、コンディションが整いやすい12〜3月の 夏。南氷洋で発生した低気圧からの南ウネリと、グアムからオーストラリアにかかる地 域での熱帯性サイクロンによる西ウネリが主なスウェル。風は夏は北西からのものとな り、ほとんどのポイントでオフショアとなる上、弱いことが多い。冬は南氷洋からのウ ネリが頻繁に届きビッグサイズとなるものの、南東からの貿易風が吹き、オンショアコ ンディションとなってしまう。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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アメリカンサモアではバラエティーに富んだパワフルなリーフブレイクが楽しめ、そのリーフポイントのほとんどがメインアイランドであるトゥトゥイラに集中している。そのトゥトゥイラでは、太平洋の島としては珍しく、サーフポイントが狭いエリアに集中している。リーフのボトム形状が整っているために、コンディションが決まりやすい。一般的に知られているポイントのほとんどが南に面しているため、北西のオフショアの風と相まって、12〜3月がベストなビッグシーズンとなる。波のパワーは強烈で、しばしばハワイの波が比較に出されるほど。しかし、サイズは滅多に10フィートを越えない。そしてウネリが入らない週が続いたり、波が不確実であったりする。通常、寒冷前線が夏に太平洋の北部、冬にニュージーランド付近に停滞した時にウネリをもたらす一方、グアムからオーストラリアにかかる地域での熱帯性サイクロンは、西からのウネリをもたらす。4〜11月の冬の間は、ポロア、ヌア、そしてアウヌウ島以外の全域で南東からの貿易風が吹いてしまい、コンディションが乱されてしまう場合が多い。北部は崖などが多くアクセス方法が限られてしまう。面白いことに、サモアの人はハワイアンと同じポリネシア人でありながら、サモアにはローカルサーファーというのはほとんど存在しない。しかし、サモアの波はパワフルで危険なポイントも多いので、人がいないというのも時には考えものとなる。もしサーフィンするとしたらグループで行くことをおすすめする。サメは頻繁に出没し、特に港の周りで多く目撃されるが、エサがふんだんにあるためにサーファーを襲うということはないという。それよりも、ここで問題となるのがリーフの危険性。アメリカンサモアには世界でも有数のシャローなポイントが点在している。波がブレイクしている位置は水深が3フィートもない場合がほとんどで、その上シャープ。しばしばロータイドの時にはリーフが顔をのぞかせるため、十分な注意が必要。
☆ワンポイントメモ
ホテルなどの宿泊施設は限られており、しかも高いので、グループでの利用がベスト。道路のスピード制限が時速25マイルだったり、島全体がメロー。
基本情報
- 公用語
- 英語・サモア語
- 通過
- USドル。補助単位はセント
- 経路
- ハワイ経由で所要時間は約12時間。フィジーから西サモアに入り、乗り継ぐ方法もあり
- 時差
- −20時間
- 注意
- すべての種類の麻薬について持込み、栽培、及び売買は一切禁じられている。これに違反した場合は罰金または懲役刑が科せられた上、国外退去を命じられる。治安は、観光地のためそれほど悪くない。
※常に情勢は変化するので外務省へのリンクを活用して下さい。 - 外務省HP
- サモア の危険情報・スポット情報・広域情報