Guatemala
サーフィンは5〜10月のビッグシーズンと12〜3月のスモールシーズンに分かれる。ウネ リは遠く南氷洋から届く南ウネリがメインとなる他、北西からのハリケーンスウェルが届 くことも時々ある。風は時間帯によって変わるが、基本的に北東からのもの。
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ガテマラ自体は、決してサーフィンに適した国とは言えない。しかし、メキシコからエルサルバドルに向かう途中に立ち寄るくらいなら、その価値はあるかもしれない。5〜10月は雨季のシーズンにあたり、太平洋側ではサイズが上がる。ただし、太平洋側のほとんど全てのコーストラインが南に向いており、ウネリがダイレクトに入ってくるため、リバーマウスでサンドバーが決まっているポイントや入り江にあるポイント以外は、5〜6フィート以上でクローズアウトしてしまう。ビーチのポイントのほとんどがドン深の地形となっていて、バックウオッシュがかなり入るために、サーフィンは2〜4フィート程度時に限られる。さらに、強烈なリップカレントがどこのポイントでも見られるため、サイズが4フィート以上となってしまう場合には、サーフィンは入り江の中の、しかも潮の上げ込みの時間帯のみとなってしまう。12〜3月の冬は、大概がスモールウエイブとなって2〜4フィートの平均サイズとなるが、形がきれいに決まる場合も多く、時には強い南東からのウネリが形の良いグーフィーの波をもたらす事もある。夏の終わりから秋にかけて沖から届くハリケーンスウェルのシーズン中は、北西のウネリが時々入ってきて、この時に限っては、8フィートまでならエクセレントなレギュラーのチューブが姿を現すことがある。カリブ海側のアクセス可能なポイントはプエルト・バリオスとリビングストンだが、湾奥にあるために普段は波が全く立たない。
☆ワンポイントメモ
円との相場の関係から、安価でシェラトンクラスのホテルに泊まることができる。警察に車を停められることが頻繁にあるので、パスポートなどの書類は常に携帯すること。
基本情報
- 公用語
- スペイン語
- 通過
- ケツアール。補助単位はセンタボ
- 経路
- ロサンゼルス、ヒューストンなどの北米主要都市を経由してガテマラシティーへ
- 時差
- −15時間
- 注意
- 麻薬の取締りは厳しく、中南米からの旅行者の荷物は念入りに検査される。特に見知らぬ人からバッグなどを持ってくれるよう頼まれた場合には断ること。また、ドル買いが市の中心街にいて声を掛けてくるが、闇ドルの交換は禁止されている。交換のためについて行って強盗に遭ったケースもあるので、必ずホテルで両替すること。政治目的のテロ活動はほぼ終息したが、一般的な治安状況は改善の兆しが見えず、殺人・誘拐・自動車強盗などが引き続き多発し、依然として危険。地方でも社会的に不安定で、最近では特に銀行強盗やバスジャックが多発し、外国人観光客が凶悪事件(傷害・暴行・殺人など)に巻き込まれる事例もあるため、充分な注意が必要。夜間の外出は控え、窃盗やスリに充分注意するべし。
※常に情勢は変化するので外務省へのリンクを活用して下さい。 - 外務省HP
- グァテマラ の危険情報・スポット情報・広域情報