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TRIP GUIDE
チリ

チリ 南米

Chili

1年中波がありサーフィン可能だが、北部に関してメインシーズンは4〜11月、中央部に 関しては6〜8月がビッグシーズンとなる。風は南東からのものがメインとなる。

スウェルサイズ
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
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南米 チリクチコミ数:1

細く長いコーストラインを持つチリ。基本的にチリのサーフパターンは、南氷洋からのウネリによるものがメインとなり、1年を通じてサーフィンは可能となっている。ただし、南部は南極に近く、非常に水温が低いため、ビジターサーファーが好んでトリップに出かけるようなエリアとは言えないので、ここではチリの北部と中央部を紹介することにしよう。北部は1年中波があり、フラットとなる事はまずないが、その中でもメインシーズンは4〜11月となる。エルファロからラ・ピスチラにかけてのイキケ地方の波はスモール時のノースショアと比較されるほどでエキスパートオンリーとなるが、約300メートルの間に6つもリーフブレイクのポイントが点在しており、ホレたチューブの波が楽しめる。アリーカ地方でのベストスポットはエルブエイ、ロスグリンゴス、そしてアラクラン島のラ・アイラとなる。もしイキケ市付近の波が大きすぎる場合、プンタグルエサやパロブークをチェック。波が比較的小さく、落ち着いたサイズでサーフィン可能となる。基本的にチリでは、水深の深いところから急激に浅くなる地形ため、ショアブレイク気味なパワフルウエイブが多い。本格的にサイズのあるウネリをもたらすのは低気圧が海岸線のかなり近くを通った時で、冬にはサイズが12〜15フィートまでアップすることもある。アリーカとイキケは近年混雑を極めていて、しかもローカリズムがきついことでも知られている。そしてイキケはチリでも代表的なサーフシティーとなっているため、ボードからウエットまで何でも揃う。一方、サンチアゴ周辺の中央部でもコンスタントにサーフィンを楽しめる。しかしサンチアゴの冬はチリの南に位置するストームに近すぎるために、サーフィン不可能なほどラフなコンディションとなってしまうことも多々ある。ポイントに関しては、プンタ・デ・ピエドラとカチャグアでは比較的コンディションが整いやすい。5フィート以上になるとクローズアウトになってしまうが、他がフラットとなる時でもサーフィン可能なことが多いのが特徴だ。中央部の波のパターンを季節的に見てみると、6〜8月の冬は、時折10フィートオーバーにまで上がることもあるほどのビッグウエイブが届くシーズン。9〜11月の春、そして12〜3月の夏は、冬以上にサイズアップすることはないが、クリーンなコンディションでサーフィンを楽しめる。また、秋もサーフィンできるだけの波が常にブレイクしている季節だ。春、夏、秋の主な風向きは南からのものであり、各ポイントでオフショア気味の風となる。逆に北よりのオンショアは少ない。なお、潮位の変化は1〜4フィートと小さく、それほど波質には影響しない。

☆ワンポイントメモ
ペルーとの国境辺りは、サーフィンするには安全だが、治安は悪い。安いホテルは出稼ぎ労働者が多く危険。決して治安が良い国とは言えないので気をつけよう。

基本情報南米 チリ

公用語
スペイン語
通過
ペソ 
経路
ロス・サンフランシスコ・シカゴなどで乗り換え
時差
−13時間(10月中旬〜4月上旬のサマータイム時は−12時間
注意
WHOの指定する国際麻薬品目に該当する麻薬の持込みは、それを所持する合理的理由となる医者の所持証明書の提示がない限り直ちに逮捕され、最低でも61日、最高20年にわたる懲役が科せられるのだ。危険なイメージの強い南米だが、チリは比較的安全な方ではある。しかし、テロリストによる強盗やテロ事件が時折起こるため、官憲による尋問が行われている。外出の際は身分証明のため旅券を持ち歩こう。なお、ぺルーとの国境付近などは治安が悪いので注意が必要。
※常に情勢は変化するので外務省へのリンクを活用して下さい。
外務省HP
チリ の危険情報・スポット情報・広域情報