Nias
メインシーズンは風が弱いと言われている1〜7月。南氷洋からのグランドスウェルで南東からのウネリとなる。風は北東〜東の貿易風が吹く。オフシーズンは特になく、1年中OKと言われている。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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A | A | A | A | A | A | A | B | B | B | B | B |
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5〜10 | 5〜10 | 5〜10 | 6〜10 | 6〜10 | 8〜10 | 8〜10 | 8〜10 | 8〜10 | 6〜10 | 6〜10 | 5〜10 |
ジャワ島の西隣にあるスマトラ島から、小型飛行機や船などでアクセスする小さな島がニアス。島の周辺は波の宝庫であり、過去、多くのサーフィンビデオでもシークレットポイントとして取り上げられたサーフアイランドだ。中でもレギュラーのグッドウエイブがブレイクするラグンドゥリポイントが有名だ。U字型の湾内にウネリが入りブレイクする波はハイクオリティーで、チューブをメイクするのもかなりイージー。
波がパーフェクトすぎて飽きてしまうというプロサーファーもいるくらいだが、3フィート以下だとブレイクが厚く、カットバックしながらつなぐ波となる。ただし、4フィートを超えるときれいなチューブを巻く波となるため、ハイシーズンの6〜7月を除けば、中級以上のサーファー向きといえよう。時期的には1年中OKだが、比較的風が吹かない1〜7月がベター。ただし、6〜7月は時に10フィートものビッグウエイブが押し寄せることもある。また、ここはシーズンといえる時期でも風向きは変化しやすいので、マメなチェックが必要だ。現在、メダンからのフライトがなくなってしまったため、飛行機でのトリップは不可能となっている上、船も1週間に1本程度。治安が悪く政情が不安定なため、ツアーも組まれていないので、ワイルドな熱帯のジャングルと隣り合わせでのサーフィンとなることを考え合わせてみても、このパーフェクトウエイブを堪能するにはかなりの代償が必要といえよう。なお、ニアスで波が小さい時は、高速ボートで60分程行った離島のヒナコ島でサーフィンできることがある。ただし、ここではボートでのアプローチのみとし、島には上がらないようにしよう。なぜなら、島は今だにマラリアの宝庫だからだ。このようにニアス島や周辺諸島には、アクセスとセキュリティーに問題があるものの、サーフパラダイスになり得るポイントが点在している。また、ニアスに近いスマトラ島の最北端にはバンダアチェというサーフスポットがある。アクセスはジャカルタからメダンへ飛行機となり、空港からは車で約1時間。波は1〜3月がハイシーズンだが、それでもあまりビッグサイズにならないためオージーなどのエキスパートはあまり訪れず、どちらかというと日本人向けの波といえるだろう。中級者以上であれば充分楽しめるリーフのファンブレイクで、ムネ〜カタくらいが平均サイズ。アタマ以上になるとホレあがってくるのが特徴だ。ただし5〜9月に行くと、波・風共に悪く、フラれる可能性が高くなってしまう。また、このエリアはポイントの数が少ないので、1ヶ所にロングステイしながら波が上がるまでじっくりと待つパターンになってしまうのも覚えておこう。ローカルサーファーもいるが、ルールやマナーを守っていれば問題はない。ただし、稀にロングステイで訪れているオージーやフランス人がいることもあるので、ポイントが少ないということから考えても、少人数でのトリップがおすすめとなる。また、マラリアの発生率が高く、蚊取り線香や蚊帳を持参するなど蚊の対策は万全に。ちなみに、ここはあまりリゾート化されていないため、宿・食事はお世辞にも芳しい状況とは言えない。なお、このエリアを含むアチェ地方の独立紛争によって治安が悪化し、外務省により渡航自粛勧告が出されている。
基本情報
- 公用語
- インドネシア語。他300種類の民族言語、ジャワ語
- 通過
- ルピー
- 経路
- ジャカルタを経由してメダンへ行くのが一般的
- 時差
- −2時間
- 注意
- 麻薬の取締りがかなり厳しく、終身刑などの重刑対象にもなっている。麻薬の売買には絶対に関与しないこと。また、マージャンは賭博と見なされ、マージャンの最中に警察に踏み込まれたケースもあるので注意が必要。政情は安定を取り戻しつつあり、インドネシアの中でも特に問題のないエリアとなっているが、一部現政権に対する不満分子が存在し、今後治安面に影響する可能性あり。
※常に情勢は変化するので外務省へのリンクを活用して下さい。 - 外務省HP
- ニアス の危険情報・スポット情報・広域情報