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「脇田貴之」検索結果 14件
「脇田貴之、47歳のお誕生日はパイプのトライアルデー」- F+(エフプラス)
映画『WAKITA PEAK/ワキタピーク』脇田貴之・清野正孝監督の舞台挨拶&上映延長決定
6月8日(金)より全国順次公開!脇田貴之を描いた映画『WAKITA PEAK』
松岡慧斗『Da Hui Backdoor Shootout』でハイエストスコア&個人3位の快挙!
脇田貴之の魅力に迫る!映画『WAKITA PEAK』完成
ドキュメントムービー「THE QUIKSILVER IN MEMORY OF EDDIE AIKAU」再上映ツアーが決定
『THE EDDIE』が6シーズンぶりに開催!
その千秋楽とも言えるワイメアの『THE EDDIE』こと『The Quiksilver In Memory of Eddie Aikau』が現地時間2月25日の木曜日に開催されました!
ビッグウェーブイベントでは最も権威がある『THE EDDIE』は今年で31周年。
ハワイの英雄、エディ・アイカウに敬意を表し、他のイベントとは一線を画すこの舞台は条件も厳粛であり、2月10日には開催当日に前夜からの大渋滞を抜けて集まった多くのギャラリーを前にしてキャンセルされたほど...。
あれから約2週間。今回の北西ウネリは今冬最大と予想され、前回はJAWSでのフリーサーフィンと天秤に掛けていた選手も姿を見せて過去に例を見ない豪華なメンバーが集結。
THE EDDIE IS NO GO!!
28名の招待選手によるこのビッグウェーブコンテストの開催条件は20ftオーバーのウネリ、パーフェクトなワイメアが最初のヒートから最後のヒートまで全8時間続くこと。
今回はイエローアラートから48時間前のグリーンアラートまで発令。用意されている8ヒート全てのカードが公表され、ワイメアには前日からの泊り込み組みを含め、多くのギャラリーがスタンバイ。大渋滞となり、イベントの注目度の高さを改めて感じさせていましたが、自然が相手だけに今回の決定は受け入れるしかありません。
『THE EDDIE』にイエローアラートが発令!
史上最強のエルニーニョ現象と言われ、BWT(ビッグウェーブツアー)の北半球レッグもマウイ島のPe’ahi(Jaws)、メキシコのトドス・サントスとすでに2戦消化されるほどウネリに恵まれている今冬。
今年で31周年とビッグウェーブのイベントでは最も歴史があり、その開催基準も厳しい『THE EDDIE』にようやくイエローアラートが発令されました!
『Volcom Pipe Pro』 ケリー2年振りの優勝!
ブルースカイ、ビッグスウェル、オフショア。
全てが完璧に揃った今年のファイナルデイ。
昨年の大野修聖に引続き、今年も日本人が残り、多くの日本人サーファーが夜中からのライブ中継に夢中になっていたことでしょう。
残念ながらスロースタートとなった朝方のヒートに重なったために脇田貴之、村上舜共に実力を発揮出来ず、R4敗退。村上舜は危険なワイプアウトでサーフボードを折ってしまうトラブルも発生しましたが、世界の舞台で戦う彼らの姿は勇気を与えてくれたと思います。
『Volcom Pipe Pro』エピックコンディションの素晴らしい一日に!
その中でもパイプライン/バックドアは特別なステージとなり、コンディションが整えば常にラインナップは混雑して一本の波を掴むことさえも貴重に...。
そんな価値のあるこのブレイクを4名だけで独占出来るのは一年に数戦だけ開催されるコンテストの時だけに限られてきます。
ボディーボードのイベントを除くと年初に行なわれる『Da Hui Shoot Out』、『Volcom Pipe Pro』、年末の『Billabong Pipe Masters』がパイプライン/バックドアのコンテストの三本柱。
2015/2016『THE EDDIE』招待選手発表!
伝説のウォーターマン、エディ・アイカウに敬意を表して行なわれるハワイの伝統的なイベントは、ノースショアのシーズンである12月初めから2月末までの長いウェイティング期間を設け、20ftオーバーのリアルなワイメアベイが姿を現した時のみ開催。
最後にゴーサインが出されたのは、グレッグ・ロングが優勝した2009年の12月7日。
過去、5年間は見送られています。
今年も招待選手は過去に優勝したケリー・スレーター、ブルース・アイアンズ、グレッグ・ロングなどを始め、世界を代表するビッグウェーバーが勢揃い。
世界で最も豪華なメンバーが集まり、厳粛なイベントとも言えます。
日本を代表するビッグウェーバーで、パイプラインでの日本語放送でのMCも務める脇田貴之も9年連続で招待されています。
脇田貴之が『THE EDDIE 』に招待されることに!
これは日本人としては、1990年に招待された久我孝男に次いで2人目。世界中から選ばれる招待選手は僅か24人ですから、この中の一人に入るということは日本人として誇りですね。
『THE EDDIE 』は、伝説のウォーターマン『EDDIE AIKAU (エディ・アイカウ)』に敬意を表して行なわれる特別なイベント。ハワイ・オアフ島のノースショアのシーズンである12月初めから2月末までの長いウェイティング期間を設け、年に1回だけワイメアベイで開催されますが、20ftオーバーの本当に良い波が割れないとゴーサインが出ないため、過去16年間に6回しか行なわれていません。
最後に開催されたのは35ftオーバーの大きなウネリがノースショアにヒットした2004年。招待選手は、2001年のこのイベントの覇者であるロス・クラーク・ジョーンズ、続く2002年の覇者ケリー・スレーターを初め、アンディ・アイアンズ、サニー・ガルシア、シェーン・ドリアンなどでした。
この年の主役はアンディ・アイアンズの弟、ブルース・アイアンズ。遥かアウトサイドから波を乗りつないで、最後のショアブレイクで腕を高々と上げながら出口のないチューブに突入。約2万人も集まった大観衆を魅了した印象深いフィニッシュを決め、パーフェクトスコアで優勝!ブルースは表彰台で飛び跳ねながら喜び、本当に嬉しそうな様子でした。
「この優勝は、想像もしなかったほどに偉大!オレがガキの頃からビデオや写真でこのイベントを見て育ったんだからね。そのオレがこのイベントで名前を残すなんて...。何て言っていいか言葉が出てこないよ。」とコメントを残しています。
また、今回選ばれた脇田貴之は、「まさか、こんな偉大な大会に選ばれるなんて夢にも思っていませんでした。しかし、選ばれた今は、この大舞台で出来る限りの事をやるように全力で行きます!」そして、冗談まじりに「出来ることならばパイプラインマスターズにも招待してほしいです。」と話していました。
なお、ノースショアには早くも「ファーストスウェル」が入り、本格的なシーズンに向けてローカル達がウォームアップを初めています。果たして『THE EDDIE 』にゴーサインが出るような特大で素晴らしい波はやってくるのか?
今から楽しみに待っていましょう!
photo: ASP Covered Images