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ジョエル・パーキンソンがオーストラリアサーフィン界の殿堂入り!

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PHOTO:© WSL/Steve Sherman

2012年のワールドチャンピオンで3年前に引退したジョエル・パーキンソンが2021年のミック・ファニングに続き、オーストラリアサーフィン界で44人目の殿堂入りを果たすことが明らかになりました。

5月7日土曜日にゴールドコーストの5つ星ホテル「QT Gold Coast」で開催される『2022 Australian Surfing Awards』で正式にジョエルの殿堂入りが発表される予定です。

プロフィール



1981年にオーストラリアQLD州のナンブールで生まれたジョエルは幼少期をサンシャイン・コーストで過ごし、13歳でゴールドコーストに移住。
すぐにミック・ファニングやディーン・モリソンなどの若いサーファーとの絆を結び、1990年代末にはこの3人のサーファーが「クーリーキッズ」と呼ばれるクーランガッタエリアの中心人物となり、CTでのオージー時代を活性化。

ハワイのサンセットビーチ、南アフリカのジェフリーズベイ、ビクトリアのベルズビーチなどでのホームに沢山あるライトのポイントブレイクでのオープンフェイスのスタイリッシュなマニューバーの印象が強いですが、パイプラインなどのフォローなレフトの波も得意で2008年には1ヒートで10ポイント2本のパーフェクトゲームを達成。
ワールドタイトルを獲得した2012年にはパイプマスターの座も手に入れています。

現在は妻と3人の子供と共にゴールドコーストで暮らしてる一方、ツアー引退後も影響力は大きく、ランドローバーのアンバサダーを務めるなどオーストラリア国内のメディアで活躍しています。

Australian Surfing Awardsのキュレーターであるニック・キャロルは今回の殿堂入りについて「ジョエルは過去四半世紀で最も影響力のあるオーストラリア人サーファーの一人だね。2012年にはワールドチャンピオンになり、4度の世界ランキング2位や数々の大会での優勝がそのことを十分に証明している。それ以上に説得力があるのは、ジョエルのクラシカルなサーフスタイルだろう。パワーと正確さは歴代のオーストラリア人サーファーに顕著に見られるもので、それらを全て融合させたものさ。非常に現代的なセンスを兼ね備えている。そのおかげで彼は波の上で一目で分かる稀有なサーファーの一人となったんだ」と称賛しています。

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