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『Rip Curl Rottnest Search』4日目 ベテラン、ルーキー、リプレイスメントが勝利!

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(モーガン・シビリック)
PHOTO: © WSL/Miers

現地時間5月21日、全4戦開催されるCTオーストラリアレッグの最終イベント『Rip Curl Rottnest Search』は2日続けてコンテストが進行。

この日はメンズRound of 16の全てのヒートを消化する予定でしたが、ウネリが弱まってしまい僅か3ヒートで終了。
行われたヒートは以下の通り。

H1:ジュリアン・ウィルソン(AUS) vs ジョーディ・スミス(ZAF)
H2:モーガン・シビリック(AUS) vs レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)
H3:リアム・オブライエン(AUS) vs セス・モニーツ(HAW)

ジュリアンが今季初ファイナルを狙う

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(ジュリアン・ウィルソン)
PHOTO: © WSL/Miers

ファーストヒートはジュリアン、ジョーディのベテラン対決。
4〜6ポイントのロー〜ミドルスコア勝負となったこのカードは1本目で6.17を出したジュリアンが僅かにリードする形で進行。
ジョーディは5ポイント台の壁を越せず、後半にはジュリアンが6.83をスコアして今シーズン初のQF行きを決めています。

「大きな壁を乗り越えたような気がするよ。最後にジョーディに波を譲り、その後に良い波が入ったのも気分が良かった。今日はライトのランプセクションを探してビッグエアーを狙うのも楽しかったさ。今週はずっとライトを狙っていたんだ。良い波は数本だけど、残りヒートもチェックはしておきたいね。エアーでスコアを出したいんだ。自分の戦略が上手くいってヒートに勝てたことに満足しているよ」

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(ジョーディ・スミス)
PHOTO: © WSL/Miers

2011年にツアーに入り、10年。
2018年にはランキング2位まで上り詰めたものの、2019年は11位。
今シーズンもここまで9位と17位が続き、ランキング17位と低迷しています。
東京五輪の代表でもあるジュリアン、自国で良い結果を残したいところでしょう。



リアムがセスを倒す

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(リアム・オブライエン)
PHOTO: © WSL/Miers

H2でモーガンがレオナルドを倒した後、リプレイスメントのリアム、ツアー2年目のセスが対戦。
マーガレットリバーで今シーズン初のQF進出を果たして壁を乗り越えた感があったセスでしたが、前日から勢いがあるリアムがこの日もリズムを崩さずにレフト、ライトの順にスコアを重ねて僅か2本で必要な数字を揃えてしまい、このラウンドもクリアすることに成功していました。
セスは後半に乗ったレフトの波でのミスが敗因に繋がったとも言えます。

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(セス・モニーツ)
PHOTO: © WSL/Miers

「このコンテストでここまで勝てるとは思っていなかったので、本当に嬉しいね。あのヒートは本当に厳しかった。チャンスが少ないのは最悪。でも、サーフィンではそういうこともあるよ。結局、駆け引きの差だった。自分もミスをしてセスもミスをした。トップに立てたのは幸運だったよ。ここでコーチのジェイ・トンプソンと一緒に仕事が出来るのは素晴らしいことさ。彼とはバーレーヘッズで知り合い、ジュニアの頃から今の自分を育ててくれたんだ。彼と一緒にCTの舞台に立ち、QFに進出出来たことは最高だね」

元CT選手のボトルことジェイ・トンプソンはモーガンのコーチも務めており、二人揃ってのQF進出。
リアムとモーガンが勝利を重ねることで、かねてより名コーチと言われているボトルが更に注目されてきそう。



ネクストコールは現地時間5月22日7時15分(日本時間の同日8時15分)

WSL公式サイト

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