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「パイプ再開、2021ツアーはサバイバル」- F+(エフプラス)

Text by つのだゆき

どうもジャック・ロビンソンとボルコムのロゴがしっくりこない。それよりなによりジャックの大人になりぶりがびっくりだわね。少年のキュート感が消えて、おっさんとは言わないけど、オトナになって話し方も落ち着いた感じ……って、そんなとこ見てる場合ではないね。まぁ、私も日本にいて皆さんと同じ物しか見ていないので、実際に見ていないサーフィンに関してどうこう言える立場じゃないわけだけど。

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ジャック・ロビンソン Photo: WSL/ Tony Heff

ふっつ~に再開しちゃいましたね。まぁ、考えてみれば各スポーツとも開けたところから順に感染者出してるわけで、それでもやめたりはしていないので、それに倣う、という感じですか。まぁ、アメリカ、ってのもあるかもね。コロナに関しては緩いので。

感染者をトラックバックして完全にクリアにできたとのたまってるわけだけど、試合とめてた間選手2日おきに検査で鼻痛すぎ(笑)。

それでもまだ潜伏期間とかあるわけだし、どうなんだろうね、この先。

現地の反応としては、別に~、選手から出たわけじゃないし~、って容認派と、何考えてるんだ冗談じゃない、の反対派で2分。どっちにしてもWSLはホノルル市とローカルコミュニティとはだいぶもめたんだと思う。ライブ中もそれらに感謝するアナウンスとか大いにあって、気ぃ使ってるなぁ、って私には聞こえた。そりゃ使うだろうな。

でも観光経済を回したい、って部分ではホノルル市とWSLは利害関係が一致するんで、この強行になったのだろう。

ライブではみんな可愛くマスクしてたけど、日本のテレビみたいにアクリル板とかもないし、通常の生活でマスクしてることはないと思うし、ノースでもコロナは発生しているので、感染はすぐ隣にある状況だ思う。

それでもツアーは続く。

まぁ、これでツアーはこのまま、なし崩しに継続するんだな、ということはわかった。少なくともアメリカ国内の試合に関しては100%、サンセットとサンタクルーズまではやるだろう。たとえツアーの中で小さなクラスターが発生したとしても、そこだけ除外して全体的には止めないんだと思う。アメリカだから。次のオーストラリアは許可されるのかどうか疑問ではあるけど、時間があるんでね、コロナ禍そのものの推移も影響するだろうし……とは言え、オーストラリア、またちょっとコロナ出てるようで……。

もう2021ツアーはサバイバルゲームだな。

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ケリー・スレーター Photo: WSL/ Brent Bielmann

サーフィン的にはケリー、ジョンジョン、ジャック・ロビンソン、ジャック・フリーストーンあたりかね。結構上半分に強いところが固まってる。ケリーとジャック・ロビンソンは次に当たるし、ガブリエル・メディーナ対ジャック・フリーストーンなど、厳しいヒートもある中、ここまでけっこうヒート運がいいのがカノア。次もジャドソンなので、クオーターまでは固いところだろう。2度目の表彰台もあるかも。

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ジョン・ジョン・フローレンス Photo: WSL/ Brent Bielmann

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五十嵐カノア Photo: WSL/ Brent Bielmann

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