コンテスト
CT第7戦『Tahiti Pro Teahupoo』2日目 コナー・コフィンがハイエストスコア!
PHOTO: © WSL/Dunbar
全11戦で争われる2019年CTもいよいよ後半戦に突入。
タイトル争いに加え、今年は2020年東京オリンピックの出場権も兼ねているため、一選手だけではなく、国も絡んだ緊迫した戦い。
そんな人間同士の争いに関係なく南太平洋に浮かんだ楽園タヒチは前日よりも美しい波が姿を現し、現地時間8月25日には敗者復活戦のR2(Elimination Round)が進行。
2本の8ポイント
PHOTO: © WSL
初日よりもウネリが安定してバレルになる波が探しやすかったこの日は7ポイント台だったハイスコアが8ポイント台まで伸び、コナー・コフィン(USA)が8.33のハイエストで2位以下をコンビネーションに追い込んで圧勝。
波のクオリティはさることながらコナーのバックハンドでのストールの技術も驚くべきものでした。
その他、ルーキーのピーターソン・クリサント(BRA)がコナーの次に深いバレルを抜け、8.17をスコアしてR3進出を果たしています。
シーバスがハイエストヒートスコア
PHOTO: © WSL/Cestari
トータルでは7ポイント台を2本出したシーバスことセバスチャン・ズィーツ(HAW)がハイエストヒートスコア。
現在ランキング6位のジョーディ・スミス(ZAF)と共にラウンドアップ。
「次にコンテストジャージを着る時は本来のチョープーになることを願っているよ。凄い西ウネリが入る予報なんだよね。違う見方の予報もあるけど、どちらにしても危険で楽しい波になるだろう。マタヒ(ワイルドカード)が負けたのは残念だった。彼はヘビーなチョープーを待ち望んでいたと思うよ。最後の波は彼に乗らせたかったけど、ジョーディに奪われてしまったのさ。ジョーディもまた波がヘビーになった時に怖い男だよな」
今シーズンは第一子が誕生。守るべきものが増えたシーバス。
彼こそが波がヘビーになった時に怖い男でもありますが、意外にもタヒチでは最高13位と結果を残していなく、昨年は最下位に終わっています。
ランキング的にも23位とクオリファイ圏外に追い込まれているため、第6戦の「J-bay」で掴んだリズムを元に更に勝ち上がりたいところでしょう。
早くもこの楽園から去ることになったのは、ワイルドカードのマタヒ・ドローレ(PYF)、タイラー・ニュートン(HAW)、リプレイスメントのフレデリコ・モライス(PRT)、ツアー2年目のマイケル・ロドリゲス(BRA)の4名。
R3(Round of 32)の注目カードはカレントリーダーのコロへ・アンディーノ(USA)とワイルドカードのカウリ・ヴァースト(FRA)
現在ランキング5位の五十嵐カノア(JPN)はブラジリアンのジャドソン・アンドレとオープニングヒートを戦います。
ネクストコールは現地時間8月26日の早朝7時(日本時間8月27日深夜2時)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南南西ウネリが弱まる一方、新しい西南西ウネリが入る予報。
このウネリは27日の火曜日にピークを迎える見込み。
WSL公式サイト
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