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CT開幕戦2日目『Roxy Pro Gold Coast』のベスト4が決定!

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PHOTO: © WSL/Sloane

現地時間3月12日、オーストラリアのゴールドコースト、スナッパーロックスを舞台としたCT開幕戦は2日目を迎え、前日よりサイズダウンした公式3-4ftのリッパブルなコンディションで『Roxy Pro Gold Coast』のR2から再開。
翌日から予想されているサイクロン「Hola」からのウネリを前に一気にQFまで進行してSFを戦うベスト4が決定!

レイキー・ピーターソン(USA・写真最上部)、マリア・マニュエル(HAW)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、キーリー・アンドリュー(AUS)がSFに進出した一方、ディフェンディングチャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)、2年連続ワールドチャンピオンに輝いたタイラー・ライト(AUS)、カリッサ・ムーア(HAW)と2009年から開幕戦を制していた3強が次々と敗退...。

ワイルドカード時代を合わせると通算6回も今イベントで優勝しているステファニーを倒したのはダークホースのキーリー。
僅か1.84差のクロスゲームでした。

「ステファニーのホームブレイクで勝ったなんて、ちょっと信じられない気分だわ。今日はずっと楽しい波だったけど、QFは一気に波数が減ってしまった。彼女が逆転に必要なスコアは僅かだったから、終わるまでナーバスだったし、控え室に戻ってから勝利を知ったの。今回のオフシーズンに積んだハードなトレーニングが報われ、最高に嬉しい」

2015年からツアーを回っているキーリーですが、リクオリファイ圏内のトップ10に入った経験はなく、毎年QSのランキングで残留。
今年は開幕戦でステファニーを倒したことでこれから続く長いシーズンの大きな自信に結び付くことでしょう。

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(母親と勝利の喜びを分かち合うキーリー)
PHOTO: © WSL/Sloane

この日最も素晴らしいライディングを披露していたレイキーは、QFでタイラーに対して7ポイント台を2本スコアして圧勝。
R2でメンズを含めて初の9ポイント台となった波は、長い手足を利用したダイナミックなサーフィン。スピード、パワー、フロー。全てが揃っていました。

「最高だったわ。シーズンが始まった僅か2日間。もう私はSFに進んだ。長く完璧な波にこの太陽。今日は典型的なスナッパーロックスのパーフェクションよ。タイラーは2度もワールドチャンピオンに輝き、尊敬している選手。ベストな選手と対戦する時、私のサーフィンも最大限に引き出されるような感じがする。そして、彼女を倒すにはベストを尽くすだけだった。彼女のサーフィンを変えることは出来ないし、私は自分のことに集中するだけ。それが良い結果に結び付いたわ」

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PHOTO: © WSL/Sloane

今シーズン唯一のルーキー、16歳のキャロライン・マークス(USA・写真上)はR3でステファニーとシルヴァナ・リマ(BRA)を抑えて1位でQFへ。
QFではサリーに敗退したものの、早くもゴールデンルーキーの片鱗を見せた開幕戦でした。

ネクストコールは現地時間3月13日の7時30分(日本時間の同日6時30分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によるとサイクロン「Hola」からの東ウネリが強まる予想。
なお、昨年のJ-bayでの足の怪我が完治していないことを理由にR1をスキップしていたケリー・スレーター(USA)は正式にイベントの欠場を発表。
リプレイスメントとしてマイケル・フェブラリー(ZAF)がR2から参加します。

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