業界ニュース
2018年5月にサーフランチでCT選手によるチーム戦が開催!
2月25日、WSLからケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」でCT選手によるチーム戦の開催告知がリリースされました。
昨年の9月に行われた『Future Classic』は個人戦でしたが、今回は各リージョナルによるチーム戦で、イベント名は『Founders’Cup of Surfing』
スポンサーはオーガニック原料によるビール製造で注目されている『Michelob ULTRA』
5月5日〜6日に開催予定です。
USA、ブラジル、オーストラリア、ヨーロッパ、ワールド(その他の国)の5つのチームに分かれ、選手はワールドツアーのメンバー、メンズ3名・ウィメンズ2名の計5名で構成。
ケリー・スレーター、ガブリエル・メディナ、ステファニ・ギルモア、ジョアン・ディファイ、ジョーディ・スミスがそれぞれのキャプテンを務めます。
(その他のメンバーはまだ公開されていません)
コンテスト以外にもフード、ミュージック、アートが融合。
スペシャルゲストも招く華やかなサーフィンフェスティバルとなり、クローズイベントだった『Future Classic』と違って一般のギャラリーにも公開されるサーフランチ初のパブリックイベントです。
■ソフィー・ゴールドシュミット(WSLのCEO)
「このテクノロジーは世界中のサーフィンコミュニティの想像力をかき立て、WSLのために多くの新しいチャンスを作っています。今回の’Founders’Cup of Surfing’はこの施設で初のパブリッックイベント。5月に紹介する世界最高のサーファーによる異例のチーム戦を本当に楽しみにしているわ」
2015年の12月、最終戦のパイプマスターズ終了直後に公表されたケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」
カリフォルニアの内陸部「Lemoore」に建設されたこの施設はバレルとパフォーマンスのセクションがある700ヤード(約640m)の波で、ケリー自身や他のトッププロや友人などのフィードバックを元にこの2年間でバージョンアップを重ね、WSLとも提携。
2017年には当初のライトの波に加えてレフトの波も建設され、ジェリー・ロペスを初公開のテストライダーとして迎えた映像が大きな話題になっていました。
課題だった波と波の間隔の長さも数分に1本まで縮小され、9月には招待されたCT選手による『Future Classic』が開催。
そして、2018年9月には正式にCTのイベント『Surf Ranch Open』としてスケジュールに入っています。
一方、一般サーファー向けにもケリーの故郷フロリダに建設が決定されており、日本にも建設予定。
■ケリー・スレーター
「サーフランチの波のシステムは自分にとって明らかに特別なものであり、2018年に一般公開されることに興奮しているよ。’Founders’Cup of Surfing’、そして’Surf Ranch Open’が行われる。普段のフォーマットで戦っている選手が’Founders’Cup of Surfing’ではリージョナル対抗のフォーマットで戦うのが本当に面白そうだよね。私の施設で5月に世界最高のサーファーによるショーケースが行われると思うよ」
■ステファニ・ギルモア
「サーフランチの施設と波は素晴らしいわ。ハイパフォーマンスが楽しめる波。2018年に海以外のイベントに組み入れられたことにも興奮しているし、5月の’Founders’Cup of Surfing’でオーストラリアチームを率いることも楽しみね」
■ガブリエル・メディナ
「5月の’Founders’Cup of Surfing’でブラジルチームを率いることになったのは凄い名誉さ。ブラジルは男女共に素晴らしい選手が揃っているから、このイベントでも良い結果が出せると確信しているよ」
■ジョアン・ディファイ
「サーフランチの波は本当に楽しいの。今年はCTもあるし、更に’Founders’Cup of Surfing’の開催を聞いて興奮しているわ。ヨーロッパチームはやるわよ!」
■ジョーディ・スミス
「ワールドチームのキャプテンを務めることが出来て本当に名誉だね。USA、ブラジル、オーストラリアと同じレベルではないと思うけど、このプールの品質で才能を引き出すことも可能さ。まずはチームの構成を考える。それも楽しみだよ」
なお、『Founders’Cup of Surfing』の入場券は3月12日から販売開始予定。
事前販売の登録はWSL公式サイトにて。
WSL公式サイト
BCM の Facebook に「いいね!」をしよう
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。