クイックシルバーマスターズ ラウンド4終了！

アイルランドで行われているクイックシルバーマスターズは、現地3日にラウンド3・4が終了しました。

この日のコンディションは3-4ftでしたが、潮の上げこみでかなり乱されたようです。
そんな中、この大会のマスターズクラスNo.1シードのトム・キャロルは、ラウンド1は1位で良いスタートを切ったものの、その後ラウンド2で3位、ラウンド3で2位となって最後のラウンド4では3位という予想外の結果に終わりました。

これによってベスト3スコアーが21ポイント(各ラウンド1位10ポイント、2位7ポイント、3位4ポイント、4位1ポイントが与えられる) となり、同じくトータル21ポイントのハンス・ヒーデマン、グレン・ウィントン、マイク・パーソンが7位タイに。しかし、クォーターファイナルへ進めるのは8人ですので、この4人は残りの2席をかけてもう1ヒート戦う事になっています。

ヒザの故障が完治していないトム・キャロルは"とにかく、合った波を見つけられなくてリズムに乗れなかった。自分のベストの波でいいターンをしたかったけど、ヒザを深く曲げられなくて、最後はパニックしてしまった。あの1本は最高の1本になり得ただけに、残念だった。"と悔しそう。

逆に、ディフェンディングチャンプのゲーリー・エルカートン、マーティン・ポッター、トム・カレンはベストスリースコアー30点満点でクォーターファイナル行きを決めました。特にポッツはこの日のヒートで9.85の1本をマーク！大会通して絶好調です。
また、デレク・ホー、バートン・リンチ、デーブ・マコーレイも同じくクォーターファイナルへ勝ち上がりました。

グランドマスターズクラスでは、マイケル・ホー、テリー・リチャードソン、ウエイン・バーソロミュー、ボビー・オーエンズが合計30点満点でクォーターファイナルへ進出！しかも、ウエイン・バーソロミューは前日オーストラリアの父の日をギネスビールで派手に祝っても、翌日2ラウンドも戦って両方1位となっていて、グランドマスターとはいえ凄いスタミナです。
同じくサイモン・アンダーソン、マーク・リチャーズ、バジー・カーボックス、ポール・ニールソンもクォーターファイナルへ進んでいます。

これからはファイナルまでマン・オン・マンとなるこの大会、また情報が入り次第お届けします！