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『2018 ISA World Longboard Surfing Championship』日本代表の浜瀬海&田岡なつみがファイナルデイに残った!



現地時間1月24日、一日のレイデイを経て再開された『2018 ISA World Longboard Surfing Championship』はメンズのR3〜R4
ウィメンズのR3。
敗者復活戦のリパチャージ、メンズのR4〜R6
ウィメンズのR3〜R4が進行。

会場の中国・海南島「日月湾」はイベント前半と比べるとウネリが強まり、長いレフトを舞台にノーズライドを中心とした激しい戦いに!

日本代表で勝ち上がっている浜瀬海(写真最上部)と田岡なつみ。
まず浜瀬海はR3をハワイ代表の強豪カイ・サラスと共に2位でラウンドアップ。
続くR4ではイングランド代表のベン・ハウィー(写真下)が巧みなノーズライドでスコアを伸ばす中、アルゼンチン代表との2位争いを制してR5進出!
ここを勝ち上がればファイナル進出です。



イングランド代表のベンは、「ファイナルデイに残れたなんて信じられないね。イベント前の目標はR1でノックアウトされないことだったよ。イギリス代表のサーフィンの実力を世界の舞台で証明出来ることは素晴らしい。チームワークが全てだった。ヒート前のコミニュケーション、ビーチでのサポート。そして、イギリスからのメッセージが私達の闘志を燃やしてくれた。チームで表彰台に上がることが出来ればそれは史上最高さ。みんなでポイントを重ねてきたんだ」とコメント。

イングランド代表はベンの他にベン・スキナーがリパチャージに残り、ウィメンズのリパチャージにエミリー・キャリーが残っており、暫定3位です。

浜瀬海のR5の相手は前記のカイ、ベンに加え、ペルー代表のブノア’ピッコロ’・クレメンテ。
特にピッコロは2013年、2015年のWSLワールドチャンピオン。
35歳のベテラン、ノーズライドも非常に安定しています。


(「日月湾」のレフト)

リレー形式の団体戦アロハカップで圧勝したアメリカ代表のケヴィン・スクヴァーナ、トニー・シルヴァニはR3で敗れたものの、リパチャージでカバーしており、まだファイナル進出の可能性が残っています。
ウィメンズでもリパチャージを入れるとまだ敗者は出ていないため、総合でも依然トップ。
(日本は暫定7位)

アメリカ代表のトニー・ギルカーソンは、「私達のチームは本当に順調よ。一緒に多くの旅をしてお互いを分かり合っている仲間なの。この友情がファイナルデイの鍵になるだろう」と話していました。



田岡なつみ(写真上)はR3で強豪が揃ったH1とは違う組のH2を戦い、ペルー代表のマリア・フェルナンダ・レイズと共に1位でラウンドアップ。
浜瀬海と同様にあと一つ勝てばファイナルとなるR4進出。

対戦相手はペルー代表のマリア、ハワイ代表のホノルア・ブロムフィル、アメリカ代表のトリー・ギルカーソン。
ホノルアとトリーは共にWSLワールドチャンピオンも獲得した強豪です。



開催国の中国代表で最も活躍したのは、ウィメンズのリパチャージR3まで進んだGuo Shujuan(写真上)でした。

「私はこのイベントで多くのことを学んだ。世界最高のロングボーダーのスキル、マニューバー、テクニックに注目したわ。この世界選手権でここまでやれたことが自分自身嬉しいし、信じられない。中国のサーフィンの将来を考えている。特に中国人の女性。私達のチームがこの一週間で成し遂げたことは、最高のレベルで競争してスポーツとしての進化したわ」

現地時間1月25日はファイナルデイ。
メンズ、ウィメンズの個人、団体のメダルが確定します。

『2018 ISA World Longboard Surfing Championship』公式サイト



photo:ISA

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