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『2018 ISA World Longboard Surfing Championship』アロハカップはアメリカが金メダル獲得!




中国・海南島「日月湾」で開催中の『2018 ISA World Longboard Surfing Championship』はコンテスト3日目。
この日はメンズのリパチャージR3。
国別対抗のアロハカップが行われました。

コンテスト初日から続くコシ前後のスモールに変化は無し。
リパチャージR3では権守賢治(写真下)が4位敗退。
前日に叶多和子が敗れているため、日本代表は浜瀬海、田岡なつみの残り2名。
それでも両者共に上位の可能性は高く、まだメダル獲得のチャンスは残されています。
日本は暫定8位です。



国別対抗のアロハカップ。
昨年、宮崎県のお倉ヶ浜で開催された『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』では金メダルを獲得するなど日本が得意とする競技ですが、今回は『ISA World Longboard Surfing Championship』が最後に行われた2013年のトップ7と開催国である中国の計8チームにより争われ、日本代表は参加出来ませんでした。

アロハカップのルールは、各国の代表、男女2名ずつの4名で構成され、各選手が乗った2本の波がスコア。
その合計で勝敗が決定。
時間制限があるため、波の見極めが重要な鍵。
また、1秒でも多く時間を有効利用するために選手交代の際は走ることになります。
(この走りがアロハカップの名物でもある)

結果は個人でも全ての選手が残っているアメリカ代表が2位のオーストラリアに大差をつけて優勝。

アンカーを務めたケヴィン・スクヴァーナは、「友人達と協力してこの中国で金メダルを獲得出来たことは素晴らしいね。私達は結束の強いチーム。アロハカップだろうが、団体の金メダルだろうが、負ける気がしない。私達は本当に強いし、もっと金メダルを手に入れるつもりさ。アメリカのコミュニティを代表して中国に来れたことを光栄に思うよ」と優勝後にコメントを残しています。



アメリカ代表はケヴィン・スクヴァーナ(写真上)、トニー・シルヴァニ、トリー・ギルカーソン、レイチェル・ティリーの4名。

南アフリカ、ペルー、中国とのSFから強さが際立ち、アンカーのケヴィン・スクヴァーナは8.77と9.07のハイスコアをマークして他を圧倒。
2位はWSLで2度のワールドタイトルを獲得したことがあるピッコロ・クレメンテが9.33をスコア、ペルー代表を引っ張り、ファイナル進出。

ファイナルでもアメリカ代表は強く、4名が乗った8本中、6本で7ポイント以上をスコア。
特にアンカーのケヴィンは9.67とSFを上回るスコアで2位以下を大きく引き離していました。

現地時間1月23日はレイデイ。
24日、25日には新しいウネリが入り、コンテストが再開される予定。

国別対抗リレーレース
「Aloha Cup」結果
1位 アメリカ 58.96pt
2位 オーストラリア 34.8pt
3位 ペルー 31.43pt
4位 ブラジル 29.81pt

『2018 ISA World Longboard Surfing Championship』公式サイト


(アロハカップは走りも重要・ブラジル代表のクロエ)


(開催国として健闘した中国代表)


(強豪国のペルー・見事なハングテン)



photo:ISA

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