コラム特集
「JPSAはグラチャン決定。CTワールドタイトルの行方は?」F+(エフプラス)コラム
Text by つのだゆき / Photo by JPSA、WSL / Poullenot日本国内ではJPSAの男女グランドチャンピオンが、最終戦を待たずして7戦目の千葉一宮プロで決定。メンズは加藤嵐の2連覇、ウイメンズは西元ジュリの初タイトルとなった。千葉一宮プロには普段海外をメインに転戦している大原洋人も参戦。ファイナルまで危なげなく勝ち進んだが、ファイナルで西慶司郎にやられて優勝はならなかった。
世界でもCTメンズのほうは、ほぼほぼジョン・フローレンスのワールドタイトル2連覇が決定したと言っていいと思う。まだポルトガル、ハワイと2試合あるので、決定宣言には早いけど、ハワイ、パイプでのジョンジョンのパフォーマンスのレベルの高さを考えればハワイでのジョーディの逆転は考えにくいし、フランスでの取りこぼしでタイトルもこぼれ落ちたといっていいと思う。
ジョンジョン、ジョーディ、ガブリエル・メディーナ、オウエン・ライト、マット・ウイルキンソン、ジュリアン・ウイルソン、フィリッペ・トリード、エイドリアーノ・デ・スーザと、まだ8人ほどタイトルの可能性のある選手がいるけど、ジョーディ以外は数字の遊びレベルで、基本ジョンジョンが負けて、残り2連勝ベース。実質ジョンジョンとジョーディの争いだ。
次のポルトガルでジョンジョンが3位以下ならタイトルレースはハワイまで持ち越されるが、2位ならジョーディは9位以上、優勝なら5位以上にならないと、ハワイを待たずしてジョンジョンの2連覇が決まる。
ポルトガルで決まる感じはあまりしないけど、ハワイで逆転劇がある感じもしないので、時間の問題でジョンジョンって感じだと思う。
女子はまだ混戦で、最終戦のマウイ次第。サリー、タイラー、コートニーぐらいまでが現実的。
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