コンテスト
CT第8戦『Hurley Pro at Trestles』 ジョン・ジョン vs 大原洋人は?
PHOTO: © WSL/Morris
大原洋人の出場、そしてR3進出で日本のファンを熱狂させている今年のCT第8戦『Hurley Pro at Trestles』
現地時間9月13日、3日連続でコンテストは進行してR3のH7では大原洋人が昨年のワールドチャンピオン、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW・写真最上部)と対戦。
R2では現在4位のオーウェン・ライト(AUS)を僅差で敗った大原洋人でしたが、今年もタイトル争いの最中のジョン・ジョンのサーフィンはずば抜けており、ヒート開始直後にバックハンドのフルローテーションでスタートしたライディングで9.27をスコア、後半にはフロントサイドでも高さのあるフルローテーションをメイクして9.80。
ハイエストスコア並びにハイエストヒートスコアをマークしてコンビネーションの圧勝。
「ヒートではいつもフリーサーフィンのようにやることを戦略の一部にしている。フリーサーフィンの時が一番面白いし、最近はヒートを楽しむようにしているんだ。コーチのロス・ウィリアムスは素晴らしい仕事をしているよ。私達はサーフボードからテクニックのことまで細かい部分まで話し合っているし、全て大きな力になっている。ハワイでは家が近いので、頻繁に会っているんだ。私達のチームは上手くやっている。それは大きなプラスさ。イベントの中でもR3はいつも怖い。特に波数が少ないこんな日はね」
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今シーズンは元CT選手で、ワールドツアーのMCを務めていたロス・ウィリアムスをコーチに2年連続のタイトルに向けて着々と結果を残しているジョン・ジョン。
現地の『F+』のつのだゆき編集長によると本命はジョン・ジョン、ジョーディだそうです。
ちなみにQSのビッグイベントまで蹴って今回のCTを優先した大原洋人(写真上)は現在QS13位。
この後、9月26日〜10月5日にポルトガルで10,000があり、ブラジルでの6,000、トリプルクラウンの10,000が2戦。
残り4戦の結果により、目標であるワールドツアー入りが決まります。
今回の経験が良い方向に結び付くことを願いたいです。
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その他、R3を勝ち上がったのは、エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、セバスチャン・ズィーツ(HAW)、ジャドソン・アンドレ(BRA)、フレデリコ・モライス(PRT)、エイドリアン・バッカン(AUS)、ジョーディ・スミス(ZAF)、ジェレミー・フローレス(FRA)、フィリッペ・トレド(BRA)、ビード・ダービッジ(AUS)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)が勝ち上がった一方、ランキング7位のガブリエル・メディナ(BRA)が敗退。
これでタイトル争いはジョーディ、ジョン・ジョンの二人が大きくリードすることになりそうです。
H9の五十嵐カノア(USA・写真上)とミック・ファニング(AUS)のカードはカノアが勝利したものの、新しいプライオリティルールでミスがあり、ヒート終了後に協議の末、翌日にやり直すことが決定しました。
R3の後、2ヒートだけ行われたR4はエイドリアーノ、フレデリコが1位通過でQF進出を果たしています。
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ウィメンズCT第7戦『Swatch Women’s Pro』は前日に残っていたR3の2ヒートが行われ、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、セージ・エリクソン(USA・写真上)が1位通過でQF進出を果たした一方、ランキング3位のコートニー・コンローグ(USA)は敗者復活戦のR4行きに...。
「いつも自分自身を信じてきたけど、この世界レベルのサーフィンでの自分の能力に関しては必ずしも信じられなかった。でも、今年はそこでも自分を信じているの。ビッグネームとのヒートだって、もう関係ないと感じるようになった。サーフィンの調子も良いと感じるし、大切な場面でジャッジもスコアを出してくれる。特にコートニーとの対戦は燃えるわ。今回、彼女のオープニングヒートは凄かった。彼女は優雅、そして、革命的。私は自分の能力を信じて戦略に徹し、コンテストを楽しんだわ」
第6戦の『Vans US Open of Surfing』ではSFでコートニーを倒し、ファイナルではディフェンディングチャンピオンのタティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)をラスト3分で逆転し、CT初優勝をホームで決めたセージ。
同じカリフォルニア出身のコートニーとは昔からライバル関係にあり、彼女との対戦はいつも奮い立たせるのでしょう。
ネクストコールは現地時間9月14日の朝7時30分(日本時間同日の夜11時30分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると新しく入った南よりのウネリはピークを迎える予報。
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