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ISAのSUPイベントでオーストラリアが5度目の金メダル獲得!日本は総合9位!



9月1日〜10日にデンマークでISAのSUPイベント『2017 ISA World SUP and Paddleboard Championship』が開催。
日本を始め、42カ国が参加してサーフィン、テクニカルレース、スプリントレース、チームリレーなどサーフィンイベントとは違う様々なカテゴリーで争われていました。

「Cold Hawaii」、寒いハワイと呼ばれるデンマークの北西部沿岸。
現地時間9月7日はオンショアでコシ〜ムネまでサイズアップした波がオフショアに変わり、グッドコンディション。

日本でも一般的に普及している波に乗るサーフィンでは、分厚いボードを軽々と操り、リッピングやエアリアル、チューブライドまで披露。
世界トップのSUPのテクニックは目を疑うようなレベルまで到達。
ブラジル、オーストラリアなどサーフィンでも強い国の活躍が目立っていました。



メンズでは無名のブラジリアン、ルイス・ジニス(写真上)が優勝。
ヨーロッパで開催された初のISA・SUPイベントで金メダルを獲得しました。

「優勝出来てストークしている。私をここに招き、希望を与えてくれた神に感謝するよ。ヒートを勝つ度、初のISA世界選手権に自信が湧いてきた。大きなスポンサー無しでこの旅を始めたんだ。私達チームはここに来るために必要なサポーターを探し、優勝することが出来た。これは私と国にとって本当に特別な優勝さ」



ウィメンズではISA・SUPイベントで2度の金メダルを獲得した経験があるオーストラリアのシャキーラ・ウェストドルプ(写真上)が優勝。

「とても興奮しているわ。まずは全てのコンペティターを祝福したい。午後になってコンディションがとても良くなったわね。様々な条件で自分の技術を披露することが出来たのは素晴らしいわ。ウィメンズのSUPサーフィンのレベルは明らかに向上している。そこで優勝することが出来たのは特別よ。最高の気分ね。オーストラリアチームは順位を上げているし、週末には強いレーサーが登場する。大きなポイントを得て嬉しい。再びタイトルを獲得出来ると思うわ」

テクニカルレースとチームリレーが残った時点でフランスが5つのメダルを獲得して総合でトップ。
しかし、9月9日に開催されたテクニカルレースではハワイアンのムー・フレータスが初の金メダルを獲得。
パドルボード・テクニカルではオーストラリアが2つの金メダルを手に入れ、ランキングでもフランスを抜いてトップに立っていました。

最終日の9月10日に行われたチームリレーではオーストラリア、フランス、ニュージーランドによる熾烈なトップ争いとなり、オーストラリアが金メダルを獲得。
総合でもトップを守り、6年のISAのSUPイベントの歴史で5度目の金メダルを獲得しました。


(堀越弘修)


(堀越優香)

日本チームはスプリントレースで4位に入った佐藤優夏が最高位。
サーフィンのクラスでは今年フランスのピアリッツで開催された『ISA World Surfing Games』の代表選手、堀越力の父親、堀越弘修と妹の堀越優香が共にSF進出。
堀越弘修が7位、堀越優香が5位に入り、総合では9位でした。

なお、9月23日〜10月1日には日本では初開催となるISAのジュニアイベント『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』が九州・宮崎のお倉ヶ浜で開催されます。

BCMもこのイベントの公式メディアパートナーとして全面協力することが決定!
イベント期間中は、BCMサイト内でもライブ映像およびスコアリングを配信予定です。

『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』公式サイト

『2017 ISA World SUP and Paddleboard Championship』
1位 オーストラリア
2位 フランス
3位 ニュージーランド
4位 ハワイ
5位 北米
6位 ブラジル
7位 デンマーク
8位 イタリア
9位 日本
10位 南アフリカ

■日本代表選手の結果
・Sup Surfing Men
7位 堀越弘修
17位 原田俊弘

・Sup Surfing Women
5位 堀越優樺
25位 金井すみえ

・Sup Race Distance Men
12位 金子ケニー
20位 吉田竜平

・Sup Race Distance Women
11位 佐藤優夏
16位 横山貴代

・Sup Race Technical Men
16位 金子ケニー
26位 吉田竜平

・Sup Race Technical Women
7位 佐藤優夏
16位 横山貴代

・Sup Race Sprint Men
金子ケニー
タイム 01.01.94

・Sup Race Sprint Women
4位 佐藤優夏

・Prone Race Distance Men
8位 菊池遼太郎

・Prone Race Distance Women
三井結里花(棄権)

・Prone Race Technical Men
8位 菊池遼太郎

・Prone Race Technical Women
三井結里花(棄権)

・チームリレー
8位

photo:ISA

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