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「ISA 世界ジュニア」日本代表選手が発表。水泳の松田丈志氏が大会アンバサダー就任
今年、宮崎・お倉ヶ浜海岸にて、9/23(土)〜10/1(日)の日程で開催される「ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」。
ISA(国際サーフィン連盟)主催大会の日本開催は、1990年の世界サーフィン選手権以来、ジュニア開催はアジア初となる本大会。その日本代表選手と大会アンバサダーの発表を主とした記者会見が開催。
今回の日本代表選手は、今年3月に千葉で行われた強化合宿や、6月の「JOCジュニアオリンピックカップ大会」ほかNSA主催大会の結果などを考慮して選考。
公式記者会見には男女合計12名の選手を代表して、大音凜太、上山・キアヌ・久里朱、川合美乃里、中塩佳那の4名が参加し、それぞれの豊富の発表や記者の質問などに対応。また、大会アンバサダーにはオリンピック競泳3大会連続メダリストである松田丈志氏が就任となり、大会成功への意気込みやサーフィンに対する思い入れなども語られた。
なお、国際オリンピック委員会(IOC)が承認する世界最大のアマチュア・サーフィン団体「ISA」が主催するこの世界大会は、お馴染みのプロサーフィン組織「WSL」とはまた異なる形式で開催されている世界大会。
各カテゴリー毎の個人対抗戦に加え、個人戦のポイント総計による国別対抗順位や、代表選手のリレー形式で行われる団体戦などもあり、いわば参加国の名誉をかけて競うサーフィンのワールドカップ。
ISAコンテストでは特にこのジュニア大会の注目度が高く、過去のメダリストにはジュリアン・ウィルソン、ジョーディ・スミス、フィリッペ・トレド、オーウェン・ライト、レオナルド・フィオラヴァンティなどそうそうたるメンバーが名を連ねていますが、近年は日本も結果を残しており、団体戦では2013年に金メダル、2014年、2015年には銀メダルを獲得。昨年は国別で4位入賞を果たしています。
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2020年の東京オリンピックが控えている日本開催ということもあり例年以上に注目を集める本イベント。今大会のメダリストがサーフィン界の将来を担い、来る東京オリンピックで国を代表する選手になる可能性も十分にあります。
今年の日向大会は、昨年ポルトガル大会の全39カ国、371名をさらに上回る選手が参加する見込み。インターネットでのライブ配信も行われる予定なので、ぜひ「波乗りジャパン」を応援しよう!
2017 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権
【出場選手】
■U18ボーイズクラス
大音 凜太
小笠原 由織
西 優司
三輪 紘也
■U16ボーイズクラス
伊東 李安琉
上山・キアヌ・久里朱
安室 丈
鈴木 仁
■U18ガールズクラス
加藤 里菜
川合 美乃里
■U16ガールズクラス
中塩 佳那
野中 美波
[補欠選手]
都筑 百斗(U18ボーイズ)
村田 嵐(U16ボーイズ)
松田 詩野(U18、U16ガールズ)
【大会概要】
□大会名
2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship
(2017 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権)
□開催日
2017年9月23日(土)〜10月1日(日)
□開催場所
宮崎県日向市
開会式典:駅前交流広場
協議会場:お倉ヶ浜海岸
□参加国数
約50ヶ国の見込み
□参加選手
18歳以下男子(各国4名以内)
18歳以下女子(各国2名以内)
16歳以下男子(各国4名以内)
16歳以下女子(各国2名以内)
/各国最大12名
ISA公式サイト
NSA公式サイト
宮崎県延岡市出身、高校生の頃からサーフィンをしている松田丈志が大会アンバサダー就任。彼のサーフィンに対する熱い想いとその知名度は強い力になりそう。
大会会長であり日向市長の十屋幸平氏も過密スケジュールの合間を縫って来場。「日向市または県をあげて、この大会を成功させたい」
なお、大会会場となる宮崎県日向市は、「リラックス・サーフタウン日向」として、全国屈指のサーフスポットを有する日向市ならではの魅力を発信中。
“ヒュー!日向”の公式インスタグラムでは、月毎のサーフィン指数も公開されているので、ぜひチェックしてみてください。
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