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JPSAロングボード第2戦『9GATES PRO CHIKURA』終了!



18歳の塚本将也によるJPSA初優勝、産休、育児休暇から久々に復帰した植村未来の優勝から始まった2017年のJPSAロングボードシリーズ。
第2戦『9GATES PRO CHIKURA』が千葉・千倉で5月27日〜28日に開催され、スモールコンディションの中、開幕戦とは違う展開で喜納元輝、吉川広夏が優勝を決めました!

男子は塚本将也がシード選手として登場したR5で早くも敗退、ディフェンディングチャンピオンの櫻岡甲太もQFで姿を消した一方、ベテラン勢が強く、松山欣則、秋本祥平、畑雄二。
2015年、2016年と連続で1戦だけスポット参戦して共に優勝している喜納元輝がファイナルに進出。
セットでコシサイズの風の影響が入った難しい波。序盤から各選手スコアを重ねる中、喜納元輝はバックハンドでのハングファイブをメイクして6.00をスコアした後、じっくりと波を待ちます。プライオリティを利用して再びライトの波をキャッチした喜納元輝、ノーズライドからフィニッシュまでメイクして8.25をスコア。
20分を残してトータル14.25をまとめ、他の選手の追い上げをかわして優勝を決めました。



女子は開幕戦を制した植村未来が早々と敗れた一方、ディフェンディングチャンピオンの吉川広夏(写真上)が安定したノーズライドでシード選手として登場したQFから全て1位通過。
ファイナルでもリズムを崩さず、2位以下を離して圧勝!
2位に入った小山みなみはショートボードのプロでもあり、今回はトライアルから勝ち上がってロングボードのプロ資格を得た後、そのままファイナルに進出。
まだ17歳でノーズライドも綺麗にメイクしてくるので、今年は他の選手にとって怖い存在になりそう。
キュートなルックスにもスター性を感じます。

ランキングでは開幕戦で2位、今イベントでSFまで進んだ尾頭信弘がトップに立ち、僅差で塚本将也が2位。
女子は開幕戦で3位、今イベントで優勝した吉川広夏がトップで、2位は植村未来。
男子、女子共に上位はまだ団子状態です。

なお、今年から千倉のイベントは『RealBvoice』から不動産を中心とした会社の『9GATES』にスポンサーが変わっています。
『9GATES』らしく普段のJPSAとは違うスタイリッシュなブースが会場に設営されて目立っていました。

次の第3戦は6月3日〜4日に千葉の太東で開催される『昭和エンジニアリング presents 太東ロングボードプロ』です。

JPSAロングボード第2戦
『9GATES PRO CHIKURA』結果
1位 喜納元輝
2位 松山欣則
3位 秋本祥平
4位 畑雄二

女子
1位 吉川広夏
2位 小山みなみ
3位 鈴木由貴
4位 大橋寛子


(スポット参戦でも強い喜納元輝)


(17歳の小山みなみ)


(男子ファイナリスト)


(女子ファイナリスト)


(スポンサー「9GATES」のブース)

JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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