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ポルトガルのQSで大原洋人が3位!


PHOTO:© WSL/Poullenot

現地時間4月30日、ワールドツアーの舞台にもなっているポルトガルのペニシェから南に約30Km、「Praia de Fisica」のサンタクルースで開催されていたQS3,000『Pro Santa Cruz 2017』が終了。
同期間にバリで開催されていたWSLアジアのQS1,000『Komune Bali Pro』同様に多くの日本人が参加した今イベントで大原洋人(写真最上部・下)が快進撃を続け、SF進出。
ファイナルデイはストーミーコンディションでジェットスキーが無ければゲッティングアウトも難しい状況。対戦相手のマルコ・ジョルジ(URY)が序盤からスコアを伸ばした一方、大原洋人は後半に追い上げを見せてコンビネーションは抜けたものの、逆転は出来ず、3位でフィニッシュ。

「本当に難しい波で、どこで待つべきか、どの波を選ぶべきか迷ったよ。このイベントでは満足出来るようなヒートがあり、次の日本のイベントの自信になった。日本ではみんなが良い結果を期待しているだろうし、それに応える自信がある。楽しみさ」

イベントの方はマルコがSFでCTルーキーのフレデリコ・モライス(PRT)を倒したチアゴ・カマラオ(BRA)とファイナルで対戦してクロスゲームの末に優勝。
数日前に29歳を迎えたばかりのマルコはQS初優勝。
イベント後のランキングは発表されていませんが、現在の256位から一気に上昇することは間違いないでしょう。


PHOTO:© WSL/Poullenot

2015年、『Vans US Open of Surfing』で優勝してクオリファイが現実的になってきた大原洋人でしたが、後半戦に良い結果を残せず、QSランキング34位。
2016年は78位と大きくランキングを下げたものの、2017年はQS6,000『Australian Open of Surfing』でSF進出の3位、QS1,000『Komunity Project Central Coast Pro』で優勝するなどオーストラリアレッグで素晴らしい結果を重ね、ランキングを最高4位まで上げ、今イベント前のランキングは5位。

次はローカルである千葉の志田下で5月21日〜28日に開催される6,000『Ichinomiya Chiba Open』が戦いの舞台。
五十嵐カノア、エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、セバスチャン・ズィーツ(HAW)、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、イーサン・ユーイング(AUS)、フレデリコ・モライス(PRT)、ジョアン・ドゥルー(FRA)などCT選手も多数来日予定です。

『Pro Santa Cruz 2017』結果
1位 マルコ・ジョルジ(URY)
2位 チアゴ・カマラオ(BRA)
3位 大原洋人(JPN)、フレデリコ・モライス(PRT)

WSL公式サイト

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