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WCTサーファーインタビュー:ダミアン・ホブグッド(前編)
2000年WCT、ツアー1年目を25位で終えたダミアン・ホブグッド。本人的にはどんな感じの1年だったのか気になるところですよね?!ということで、今回はダミアンのインタビューをお送りします。いろいろと語ってくれてますよー。ではどうぞ!!−WCTでの生活にどんな感じで適応してる?
ダミアン:
2000年ツアーの最初はよかったんだけど、ヨーロピアンレッグはつらかった。調子も良くなかったから余計に長く感じたよ。運も悪かったし、ばかな事もした。けど、そこから学ばないといけないね。本当に頑張ってただけに、自身を無くしたけどこんなことって起こるんだよ。WCTでの一年目を勢い良くスタートできたことに驚いてる?ダミアン:そんなに驚いてはいないよ。ていうのは、大会に出ていくつかヒートをやらなきゃいけないだけだから。時には自分が良い波ゲットできるときもあるし、出来ないときもある。最近は全然なんにもゲットできない…フェースの開いた波を見つけられなければヒートは絶対かてないよ。ビーチブレイクはもっとタクティクスが必要になってくるし、本当にバッチリな波を待たなきゃならない。シーズン初めはポイントブレイクが多かったからなんとなくどれが良い波かわかった。今年サーフした波はWQSのとは違ったけど、ヒートを戦略的にどうサーフィンするかは完璧に違うものだった。どれに乗ったらいいか判断するにはかなり待って、まじで選ばなければダメ。たまには、単純にサーフィンで負かしてやりてーとか思うけど、このレベルで良い波に乗るには待たなきゃだめ。
−君とCJはツアーについての情報交換したりしてるの? 特に、CJはすでに経験があるわけだし。
ダミアン:
CJから学んだことはちょっとあるけど、自分で失敗しないと本当には学べないよ。本当に実感するには実際に体験しないとね。だけど、ヒントをくれたりしたよ。
−WCTは予想していた通りだった?
ダミアン:
そうだね。期待とかそういうのをしないようにしてたけど、今のところは予想通りだね。最初はなんてことないとおもっていたけど、そんなに成績よくないからヒートで戦うことがもっと価値のあるものになってきたよ。
−ヨーロッパでスランプを経験してるけど、どうやって自分自身をそこから脱出させるの?
ダミアン:
違ったアプローチを色々試してみて、どれがいいか様子をみる。ただモチベーションと集中力をキープしてるのがほとんどだけど。地元から離れているとニューボードをゲットしたり、簡単に気分転換したりできないからちょっときつくなるけど。本当に家からはなれるのはきつい。モチベーションを高める本を読んだりしてるよ。
−ツアーであちこち回ってきたと思うけど、旅行の量的にはきつかった?
ダミアン:
そんなにWQSにも出なかったから、ヘトヘトになる程じゃなかった。WCTに集中してやってきたけど、調子悪いときに両方のツアーに回ろうとしたらかなりきついでしょ。去年CJも同じ様なことを経験しなきゃならなかった。ぼくは平気だと思うよ。だいたい兄弟そろってツアーを回っているの?ダミアン:結構一緒に旅してるね。だいたい僕たちと、それにベン・ブルジョア。
−1年目のWCTで大会内外のハイライトは何だった?
ダミアン:
ナント言ってもオーストラリア。常にファンウエイブが立ってて、土地の人もいい感じだから大好き!あとはタバルアとタヒチももちろんいいね。どっちの大会も良い結果は出せなかったけど、すごく楽しめたよ。とにかく綺麗な所だし。
−旅してる時に自分自身でホームシックにかかってるなって思った事ある?
ダミアン:
ぜんぜん。だけど、アメリカに帰ってニューボードや服をゲットしたいとかたまに思ったりする。単調になるからちょっと切換えたいと思う。これってホームシックって呼ぶか知らないけど。(後編につづく)
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