コンテスト
『Vans US Open of Surfing』4日目 五十嵐カノアがベスト24入り!
現地時間7月28日、ウィメンズCT第6戦並びにQS10,000、ジュニア。他にもスケートボード、BMXとカリフォルニアを代表する3つのカルチャーをミックスさせた祭典『Vans US Open of Surfing』はメインラウンド4日目を迎え、ウィメンズCT第6戦はQFを戦う8名。QS10,000はR4を戦うベスト24が決定!
QS10,000は前日に2ヒートだけ行われたR3で大原洋人のR4進出が決定。
そして、日本人としてもう一人注目したい選手、五十嵐カノア(写真最上部・下)はH8に登場してコナー・コフィン(USA)と共にラウンドアップ!
ジョーディ・スミス(ZAF)、QSランキング3位のジョアン・ドゥルー(FRA)が苦戦する中、8ポイント台を2本まとめてトータル16.20とR3ではハイエストスコア。快調にファイナルデイに近づいています。
「昨年はヒート中に焦っていたこともあった。しかし、今年は経験を積んだおかげでCTのヒートのように思えるんだ。アウトでは自分のやり方で楽しんだよ。ここでサーフィンする時はハンティントンビーチの雰囲気と同化して完全に集中出来る。何よりホームに戻って戦えることに興奮しているのさ。友人と家族のサポートを受けて彼らと共に本当に良い感じに進んでいる。週末まであと数日は自宅にいられるし、みんなといつでも会うことが出来る。こんなことはCTに入ってから初めてさ」
昨年はSFで大原洋人と対戦して敗退していたカノア。
ハンティントンローカルとして、ブレット・シンプソンと共に周囲の注目度は高く、彼が登場するとギャラリーの声援も一際大きくなっています。
その他にR4進出を決めたのは、セバスチャン・ズィーツ(HAW)、スチュアート・ケネディー(AUS)、エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、マット・バンティング(AUS)、フィリッペ・トレド(BRA)、ブレット・シンプソン(USA)など。
一方、コロヘ・アンディーノ(USA)、ジェレミー・フローレス(FRA)、ジャック・フリーストーン(AUS)などはここで姿を消しています。
ウィメンズCT第6戦は敗者復活戦のR4が行われ、番狂わせが続出。
セージ・エリクソン(USA)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)、キーリー・アンドリュー(AUS・写真上)、ココ・ホー(HAW)がQF進出を決めた一方、ランキング3位のカリッサ・ムーア(HAW)、5位のサリー・フィッツギボンズ(AUS)がまさかの敗退...。
セージがサリーを敗り、ルーキーのキーリーがカリッサを抑える大金星。
共に1ポイント差もないクロスゲームで最後まで勝負は分からず、会場は大いに盛り上がっていました。
「カリッサは昔から私に大きな影響を与えた選手。だから、彼女との対戦はいつも大変なのよ。波は小さく、パワーも無かった。それはホームのサンシャインコーストのようだったわ。我慢強く波を待ち、ベストな波だけに乗るゲームプランが功を奏したの」
R2ではディフェンディングチャンピオンであり、フィジー戦で優勝したばかりで勢いがあるジョアン・ディファイ(FRA)を敗り、R4ではカリッサに勝利したキーリー。
デビュー以来、最下位の13位と9位が続いており、今回が初のQF進出になります。
ウィメンズCT第6戦、QS10,000のスケジュールの後、ジュニアのQFが進行してSFを戦う8名が決定。
オーストラリアのジュニアチャンピオンで、QSの方でもR4進出を決めているイーサン・ユーイング(AUS)を始め、森友二(写真上)、小林桂がラウンドアップ。
この二人はSFで同カードに重なります。
ネクストコールは現地時間7月29日の朝7時30分(日本時間同日夜11時30分)
QS10,000のR4。ジョエル・チューダー首謀で規模を広げている『Duct Tape Invitational』のQFとSFが行われる予定。
『Vans US Open of Surfing』公式サイト
WSL公式サイト
photo: WSL Covered Images
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