コンテスト
JPSAショートボード第2戦『伊豆下田CHAMPION PRO』終了!
バリ島・クラマスでの開幕戦から約2ヶ月、JPSAショートボード第2戦『伊豆下田CHAMPION PRO Presented by LesPros entertainment』が6月24日〜26日に開催されました。
会場の伊豆・白浜はハイシーズンから外れているために毎年スモールコンディションに悩まされるのですが、今年は特に厳しく、初日はヒザ〜モモのオンショア、インサイドブレイク。
2日目と最終日は南西の風波でサイズアップしていた多々戸に移動して進行しました。
開幕戦で優勝した小林桂は参加せず、2015年のJPSAグランドチャンピオン、仲村拓久未は南アフリカのQS10,000出場のためにスキップ。
(このイベントには新井洋人、大橋海人、大原洋人、喜納海人、五十嵐カノアなどもクレジット)
そんな中、本格的な世代交代を感じさせるほど若手の活躍が目立ち、先日の千葉でのQSで日本人最高位となった稲葉玲王を始め、村上舜、加藤嵐がファイナルへ。
そして、もう一人のファイナリストは大野修聖(写真上)
多々戸のローカルで最もここの波を知り尽くしている一人で、2日目にR4で9.25のハイエストスコアをマークしていました。
ファイナルは開始直後に大きな動きがあり、村上舜、大野修聖、二人のグーフィーフッターが左側のレフトでバーディカルなターンを繰り返し、スコアを伸ばしてきます。
特に村上舜の2本目は9.00とファイナルのハイエストスコア。トータルでは両者共に15.75。
中盤〜後半は全ての選手がスコアを伸ばせず、村上舜、大野修聖のタイスコア。ハイスコアが上回った村上舜(写真上)が優勝を手にすることに!
村上舜は昨年の新島以来の優勝。新島では素晴らしいコンディションでバレルが勝負の鍵を握っていましたが、今回の優勝でバンピーで難しいコンディションでも強いことを証明していました。
女子は開幕戦で優勝した大村奈央(写真上)がシード選手として登場したQFから全て1位通過でファイナルに進み、ファイナルでも6ポイント台を2本まとめ、2位以下を大きく引き離して圧勝。
2010年にJPSAグランドチャンピオンを獲得したことがある彼女。その後は海外でのQSを優先していましたが、スポット参戦で参加するJPSAでは常に上位に入り、多くの選手に刺激を与えています。
次の第3戦はWSLとの共同開催『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン supported by ブルーエコシステム』
7月20日〜24日に愛知県の伊良湖で開催されます。
JPSAショートボード第2戦
『伊豆下田CHAMPION PRO』結果
1位 村上舜
2位 大野修聖
3位 加藤嵐
4位 稲葉玲王
女子
1位 大村奈央
2位 川合美乃里
3位 橋本恋
4位 田代凪沙
JPSA公式サイト
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
BCM の Facebook に「いいね!」をしよう
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。