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JPSAロングボード第2戦『太東ロングボードプロ』終了!



秋本祥平、田岡なつみの優勝で開幕した2016年のJPSAロングボードシリーズ。
バリ島から第2戦は千葉の太東に舞台を移動して5月14日〜15日に『太東ロングボードプロ supported by 三瓶工務店 昭和エンジニアリング』が開催。

しばらくオフショアが続いて地形も良くなっていた太東でしたが、イベント期間中は北に偏る高気圧の影響などで北東のオンショアが強く、厳しいコンディション。
それでも2週に渡って開催される第13回サーフタウンフェスタの一環として会場には様々なブースが並んだこともあり、沢山のギャラリーが足を運んでいました。

難しい波に苦戦を強いられた選手が多く、開幕戦のファイナリストで残ったのは畑雄二のみ。
バリ島で2010年のスリランカ以来の優勝を決めていた秋本祥平はマンオンマンに変わったQF、昨年のグランドチャンピオン、森大騎はSFで敗退。ユージン・ティールはR4で姿を消していました。

ファイナリストは畑雄二と堀井哲。共にトップシードとしてR3から登場して全て1位通過の二人がマンオンマンで対決。
序盤に6.25、5.50をまとめた畑雄二が主導権を握り、後半は堀井哲が追い上げる形。終了間際に6.50が必要なシチュエーションでライトの波をキャッチした堀井哲でしたが、スコアは5.15。トータル11.75 vs 10.40の僅差で畑雄二(写真下)が優勝!





女子は開幕戦のファイナリスト、田岡なつみ、吉川広夏がトップシードとしたR3から全て1位通過でファイナルへ。
序盤は4.50をベースにスコアを重ねた田岡なつみがリードを握っていましたが、吉川広夏(写真上)は中盤から後半にかけてエンジンがかかり、この日のコンディションでは圧倒的なハングファイブとターンで8.00をマーク。5.75のバックアップスコアでトータル13.75。9.15の田岡なつみを完璧に抑えて2度のグランドチャンピオンの貫禄を見せつけていました。

なお、第13回サーフタウンフェスタでは5月21日〜22日にアマチュアロングボードコンテスト『TAITO BEACH CLUB CLASSIC』とJPSA特別戦『OSHMAN’S STYLE MASTERS 2016』が開催予定。
他にも海難救助訓練、フラやヒップホップ、太鼓などのステージやビーチでのイベント、各ブースも多数予定されています。

JPSAロングボードシリーズ、次の第3戦は5月28日〜29日に千葉・千倉で開催される『RealBvoice千倉プロ supported by 三瓶工務店 昭和エンジニアリング』です。

JPSAロングボード第2戦
『太東ロングボードプロ』結果
1位 畑雄二
2位 堀井哲
3位 森大騎、藤井辰緒

女子
1位 吉川広夏
2位 田岡なつみ
3位 鈴木由貴、小高惠子

JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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