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五十嵐カノア 最新インタビュー
18歳にしてクオリファイを果たし、今シーズンの最年少ルーキーとしてまずまずの結果を残している五十嵐カノア。
現在開催中のブラジル戦でもR2で強豪のジョシュ・カーを倒し、開幕戦から4戦続けてR3進出を決めています。
そんなカノアにWSLのエディター、アンナ・ダイモンドがインタビュー。
早くも数ヶ月経ったツアーでの驚きや、自らの活躍の源など。
ちなみにカノアはブラジル戦の後、千葉で開催されるQSのために来日予定。
生のカノアの戦いぶりを見れる貴重なチャンスが巡ってきました。
■IK=五十嵐カノア
■WSL
開催中の『Oi Rio Pro』、「Barra Da Tijuca」の波はどう?
■IK
今までと全く違うタイプの波だね。
フォローでパンチがあり、ファン。
ホームの波に少し似ているし、こういう波は楽しいよ。
エアー向きだし、バレルもあるんだ。
■WSL
あなたを含め、今年のルーキーはジョシュ・カーのようなベテランとの対戦を恐れていない感じがするけど、それは正しい?
■IK
そうだね。
昨年からのことだけど、多くのワイルドカードの活躍が目立っている。
特にポルトガル戦でヴァスコ・リビイロ、フレデリコ・モライスがSFとQFに進んでいたのが記憶に新しい。
あれでワイルドカードやルーキーでもツアーの強豪を倒せるんだって目覚めたし、開幕戦からブラジルまでインスピレーションを与えてくれている。
ローシードからのスタートでも勝てると感じているよ。普通はワイルドカードがSFやQFに進むことはないのに、彼らは成し遂げた。
新しい世代の台頭を感じ、自分もその一員であることに興奮しているんだ。
世界中にそれが広がれば良いよね。
■WSL
ツアーに参加してみてここまでで最大の驚きは?
■IK
どのイベントでもサポーターの多さに驚いている。
特にここブラジルはクレイジーさ。
ビーチの観客、メディア...。
何か特別扱いされているようで気分は良いよ。
今までの苦労が報われている感じがするし、最高の気分。
他にはヒートの時のプレッシャーかな。
でも、それは自分の考え次第だし、次第に慣れると思う。
そして、より良い結果に結び付くことを願っている。
■WSL
前シーズンを含め、他のルーキーとあなたとの違いは?
■IK
他のルーキーに可能なことは自分でも出来るという気持ちかな。
あなたに出来て、自分に出来ないと思うのは何故?
ルーキー達はみんな同じ時期、同じイベントで互いをプッシュして刺激を与えている。
開幕戦のスナッパーロックではスチュアート・ケネディーがその先頭に立っていたよね。
上手い選手が沢山いる中でも、あの時は彼が率いていた。
つまり、同じことが自分でも出来るということさ。
自分達は一緒にQSを戦った仲だし、誰かの活躍が奮い立たせるよ。
WSL公式サイト
Kanoa Igarashi: Risking It All for a Big reward
Kanoa’s first Wave
photo: WSL Covered Images
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