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ケリーのウェーブプールが一般利用に向けて一歩踏み出した!?
先日お伝えしたロングインタビューを始め、徐々に明らかになってきたケリー・スレーター考案のウェーブプール。
あの動画の場所についてはカリフォルニアのサンタバーバラから数時間北上して更に内陸に入ったレモーと推測されています。
エルニーニョの影響で雨が多い今冬のカリフォルニアですが、普段は「ゴールデンステート」と呼ばれるほど天候に恵まれ、冬でも太陽が昇れば夏のような暑さとなり、一年を通してTシャツが欠かせない土地です。
ケリー・スレーター考案のウェーブプールでは、その太陽エネルギーを利用して運営すると発表。
LA郊外で天然ガス地下貯蔵施設からメタンガスの漏出が続き、地球温暖化への影響が懸念されているこのタイミングでの環境を配慮したシステムの構築の公表は会社として非常にプラスだと言われています。
「私達は当社の技術を使用してウェーブプールを発展させることにコミットしている。まずはセントラルカリフォルニアの最初のウェーブプールに’PG&E’(電力の公共会社)の太陽エネルギーを100%供給できたことを喜んでいるよ」
「’Kelly Slater Wave Company’は波を創り出す技術のパイオニアだけではない。環境に配慮し、最高のウェーブプールを建設するというビジョンを果たすためにソーラーパネルを設置して持続可能な電力の仕組みになっているんだ」
’Kelly Slater Wave Company’のゼネラルマネージャー、ノア・グリメットは世界を代表する企業のニュースリリース配信会社のビジネスワイアにコメント。
ケリーの環境への配慮は、サーフボードブランド『Slater Designs』や、アパレルブランドの『Outerknown』でもされています。
ウェーブプールの一般利用は現実的な利益などの問題でまだ先のようですが、実現に向けてまずは一歩踏み出したと言えるでしょう。
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