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『Ericeira World Junior Championships』3日目 前田マヒナQF進出!



現地時間1月6日、ポルトガルのエリセイラで開催中の『Ericeira World Junior Championships』3日目。
相変わらずの強い西〜北西ウネリに加え、前日より風が悪くなり、メインのライトのポイントブレイク「Ribeira D’Ilhas」はクローズアウト。
バックアップの「Praia dos Pescadores」、公式3-4ftレンジの難しいコンディションでメンズのR1の残りヒート終了後、ウィメンズのR2、R3の2ヒートが行なわれました。

R2は敗者復活戦。R1を取りこぼした須田那月、川合美乃里は残念ながら敗退。
続くR3は3人ヒートで、1位はQFへ。他2名はR4の敗者復活戦行きになるワールドツアーと同じフォーマット。
ここでも強さを見せたのは、ハワイ代表でディフェンディングチャンピオンの前田マヒナ。
二人のローカルを相手に土壇場で逆転。6.70を含むトータル13.03で1位通過を決め、2連覇が見えてきました。

「今朝はイベントがオフになると思ってカスカイスにサーフィンしに行っていたの。連絡の電話がきた時、すでに私のヒートが迫っていたから、大急ぎで戻ったわ。心の準備が出来ていなかったけど、勝つために頑張ったわ」

ウィメンズのワールドツアーの舞台にもなっているカスカイスはエリセイラから約40Km南下した場所。車で約1時間はかかるため、出番が迫っているとなれば、相当焦ったことでしょう。
ヒートに間に合い、勝利まで収めたのは、このイベントとの相性が良いとも言えます。



2ヒート行なわれたR3のもう一人の勝者は北米代表のティア・ブランコ(写真最上部・上)
プレイボーイ誌のグラビアを飾るほどの美貌を持つ彼女ですが、2015年はジュニアで1勝、QSランキング20位でフィニッシュするなどサーフィンの実力もトップレベル。
フロントサイドでのパワフルなスナップで8.17をスコアし、他2名に大差をつけてQF進出を決めています。

「難しいコンディションだったけど、何本かの良い波に乗れたし、楽しめたわ。最初のヒートはベストなパフォーマンスが出来なかったけど、それにも理由があったと思う。私にとってR2は良い練習になったしね」

絶対菜食主義者の彼女はポジティブな思考を持っています。それはコンテストの世界で大きな力となると同時に彼女の魅力にも繋がっているのでしょう。



メンズのR1、残りヒートではブラジリアンのヤゴ・ドラ(写真上)などが1位通過でR3進出を決めた一方、強豪ハワイアンのセス・モニーツ、カラニ・デイヴィッドはR2の敗者復活戦を強いられています。

オフィシャルフォーキャストの『MagicSeaweed』によると強い西〜北西のウネリと風が数日間は続く予想。

ネクストコールは現地時間1月7日の午前7時45分(日本時間の同日午後4時45分)

WSL公式サイト





photo: WSL Covered Images

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