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『Cascais Women’s Pro』2日目 ステファニーのタイトルの可能性は?



現地時間10月3日、ポルトガルの首都リスボン近郊、カスカイスで開幕したASPウィメンズワールドツアー第9戦『Cascais Women’s Pro』は2日続けてコンテストが進行。
R1が行なわれたバックアップ会場の「Guincho」からメイン会場の「Carcavelos」に移動してR2からR4のH2まで進行。

R2では熾烈なタイトル争いの最中であるサリー・フィッツギボンズ(AUS)、タイラー・ライト(AUS)、ステファニー・ギルモア(AUS・写真最上部)、カリッサ・ムーア(HAW)の中で唯一R1を取りこぼしたステファニーがローカルワイルドカードのテレサ・ボンヴァロットと対戦。
13歳から「Billabon」のサポートを受けているテレサ。ステファニーとの差は歴然ながら、まだ14歳という年齢を考えると数年後にはポルトガルを代表するウィメンズサーファーに成長している可能性も十分ありそうです。

「ラウンド2行きは出来れば遠慮したい。特にタイトルレースをしている今の状況ではね。でも、もっとアグレッシブに。そしてラインナップで積極的になるためには必要な通り道だったのかもしれないわ」とR3通過後のインタビューに答えていたステファニー。

ASPがイベント前に公表したシチュエーションによると今イベントでステファニーが優勝した場合、タイラーが5位以下、サリーとカリッサが3位以下ならばステファニーの6度目のワールドタイトルが確定。
全ての条件が揃わない場合は最終戦のホノルアベイに持ち越しになります。

「まだ現実的では無いし、本当に難しそうね。サリー、タイラー、カリッサ。全ての選手がファイナルに進む可能性があるもの」とその件について話していました。



3人ヒートのR3((1位はQFへ。2位と3位はR4へ)では、エアーリバースをメイクしたカリッサを始め、サリー、ステファニーが1位通過でQF行きを決めた一方、タイラーがルーキーのジョアン・ディファイ(FRA・写真上)に抑えられ、R4へ。

「最高の気分よ。ラウンド3を通過出来てとても嬉しいわ。波は朝よりもコンスタントになったけど、まだ少しトリッキー。ピークもシフトしてくるから、良いポジションにいるのは難しかった。後半に2本の良いレフトを乗ることが出来たのはラッキーだったわ」とジョアン。

フィジー戦から4戦続けて全てQF以上をメイクしている彼女。自国フランスでのイベントでは3位に入り、トータルは8位とルーキーにしては最高のシーズンを送っています。その件については、「環境に慣れてきたことや、アプローチの仕方を学習したからかな。この舞台に立ててとてもハッピーだし、ずっと居られれば良いわね」と話していました。

ここ数年は5Xのステファニーを始め、2Xのカリッサ、まだタイトルの経験は無いものの、常に上位にいるサリー、タイラーの4強がウィメンズワールドツアーを支配していますが、ジョアンのように若い才能は確実に育っており、徐々に結果を残すようになっています。



R3の後、2ヒートだけ行なわれたR4はマリア・マニュアル(HAW)、コートニー・コンローグ(USA・写真上)が勝ち上がり、QFへ。

ネクストコールは現地時間10月4日の午前8時45分(日本時間の同日午後3時45分)
残り一日でファイナルまで進む可能性が高そうです。

ASP公式サイト



photo: ASP Covered Images

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