コンテスト
ASPワールドツアー第8戦『Hurley Pro at Trestles』開幕直前情報!
全11戦で争われる2014年のASPワールドツアーも残すところあと4戦。
カレントリーダーは開幕戦で優勝し、フィジー、タヒチのビッグウェーブも制したガブリエル・メディナ(BRA)で、2位は今シーズンまだ優勝が無いケリー・スレーター(USA・写真最上部)、3位にジョエル・パーキンソン(AUS)と続きます。
本命は3勝で捨て試合(11戦中、最低成績の2試合はカウントされない)が1試合のみのガブリエル。
ブラジリアン初のワールドタイトルを獲得!というのが今のところ濃厚なシナリオですが、同じく捨て試合が1つだけのケリーとジョエルにも可能性は残されています。
特にケリーは9月9日から開幕するカリフォルニアのローワー・トラッセルズでのイベントに非常に強く、過去13試合中6勝。約5割の勝率で、もちろんトップ34では一番の成績。
もし、ケリーが今年も優勝すれば一気に流れが変わることも十分に考えられます。
6月〜8月に開催された3戦。フィジーのビッグバレルからジェフリーズベイのビッグマニューバー、タヒチでのリスキーなバレルセッションと違い、ローワー・トラッセルズで重要になるのはアクション主体のジャッジクライテリアに対応するパフォーマンスです。
ガブリエル、ケリー以外にも注目するべき選手は多く、ローカルであると同時に「Hurley」のライダーでブラジル戦から素晴らしい結果を重ねてランキング8位のコロヘ・アンディーノはその筆頭と言えます。
さらに昨年の今イベントでタジ・バロウ(AUS)と見事な優勝争いをしたジュリアン・ウィルソン(AUS)もその一人。
今シーズンはベルズでの3位を除くと彼らしくない厳しい戦いが続いているだけにローワー・トラッセルズでは違うアプローチで挑んでくるかもしれません。
他にも今シーズン2勝を上げているミシェル・ボウレズ(PYF)のパワーサーフィン、コロヘ同様にカリフォルニアの新世代、ナット・ヤング(USA)、バレルライドだけでは無く、エアリアルでも魅せてくれるジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ガブリエルに続くブラジリアンの若手で、トリッキーなエアリアルが武器のフィリッペ・トレド(BRA)、ルーキーのミッチ・クルーズ(AUS)、タヒチでの活躍が記憶に新しいブレット・シンプソン(USA)など「Hurley」ライダーだけを絞ってみても活躍が期待出来る選手は沢山います。
「Hurley」のイベントということでツアー引退後も人気が衰えないロブ・マチャドやパット・オコーネルなどがMCや関係者としてライブ中継に登場する可能性もあり、「Hurley」ならではのオリジナリティ溢れる運営にも注目です。
今シーズンのローワー・トラッセルズはスイスの時計メーカー「Swatch」がメインスポンサーとなり、初めてウィメンズが併催されます。
ASPが新体制となり、7年振りにフィジー戦が復活して最終戦はマウイ島・ホノルアベイ。
そして、今回のローワー・トラッセルズでのイベントが加わり、縮小されていた近年のウィメンズワールドツアーが変化を遂げ、ガールズ達のレベルも上昇の勢いが止まりません。
タイトル争いでもトップのカリッサ・ムーア(HAW・写真上)から4位のステファニー・ギルモア(AUS)まで約4000ポイントと僅差でのゲームが続いており、目が離せない展開。
カリッサが「2014年、ローワー・トラッセルズでウィメンズのイベントが行なわれることにエキサイトしているわ。子供の頃から大好きな波の一つ。ワールドクラスの波で勝負するのが夢だったの」と話し、ステファニーが「ローワー・トラッセルズでイベントが開催されるのをずっと待っていたわ。あそこで戦えるなんて本当にエキサイトしている」と興奮する通り、トップ17のメンバーにとっても待ち望んだ舞台。
夏でも水温が低いカリフォルニア、残念ながら水着でのサーフィンは期待出来ませんが、美しく逞しい女性の戦いは必見です。
なお、ワイルドカードはビデオトライアルを勝ち上がったカルロス・ムニョス(CRI)とローカルのタナー・グダスカス(USA)
ウィメンズは前田マヒナが獲得。
ハワイ在住でアメリカ国籍ながら日本人の両親を持つ彼女の活躍にも期待しましょう!
ASPワールドツアー第8戦『Hurley Pro at Trestles』は9月9日〜20日に開催されます。
ASP公式サイト
http://www.aspworldtour.com/
photo: ASP Covered Images
Hurley Japan
tel: 03-5412-1781
web: hurley.jp/
facebook /HurleyJapan
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