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ASPビッグウェーブワールドツアー第1戦『Billabong Pico Alto』終了!



今シーズンからASPでシリーズ化されたBWWT(ビッグウェーブワールドツアー)の記念すべきファーストイベント、『Billabong Pico Alto』が現地時間7月3日に開催。

参加した選手はASPでシリーズ化される前の上位12名プラス、6名のローカルワイルドカード、6名のASP選出ワイルドカードを加えた24名。
舞台となった南米・ペルーの「Pico Alto」はマーベリックスやジョーズ、サンセットの波に似たライトオンリーのアウターリーフ。
公式20ft、フェイスで25-40ftという一般サーファーには想像が出来ないような文字通りのビッグウェーブでR1の4ヒート、SFの2ヒート、ファイナル。合計7ヒートが行なわれました。



ファイナルはワイルドカードのマクアカイ・ロスマン(写真上下)が序盤からリードし、マーベリックスをホームグランドとするアンソニー・タシニック&ショーン・ダラーが追う形。一時はショーンがトップに立ちましたが、マクアカイがレイトテイクオフからダブルアップした難しいセクションを乗りこなし、大きなターンからフィニッシュまでメイクして9.40×2(BWWTのルールでトップスコアは倍になる)をスコア。他にも8.53をマークしてトータル27.83で優勝。

3日前に初めて父親になったマクアカイはオアフ島のサンセット出身。
『Da Hui』の創設者であるエディー・ロスマンの息子でもあり、コンテストの世界ではトリプルクラウンで毎年上位に入り、ビッグウェーバーの名誉『Billabong XXL Big Wave Challenge Award』も手にしたことがあります。



ASPでシリーズ化される前、2シーズン続けてビッグウェーブワールドツアーを制した南アフリカ出身のグラント・ベーカー(写真下)、通称「ツイッギー」はラスト10分まで波を待ち、僅か1本に全てを集中。
結果は5位ながら、この日最も大きな波にテイクオフしていたのはさすが。
41歳でこの波をチャージするには相当なトレーニングを積んでいると予想されます。

全6戦用意されているBWWTはハイシーズンを考慮して4月15日〜8月31日に南半球のチリ「Punta de Lobos」、ペルー「Pico Alto」、南アフリカ「Dungeons」、10月1日〜2015年2月28日は北半球のメキシコ「Todos Santos」、スペイン・バスク「Punta Galea」、ハワイ・マウイ島「Jaws」でコンディションが整った時にだけ開催されます。

今回は参加しなかったものの、ケリー・スレーター(USA)を始め、トップ34のメンバーがワイルドカードとして出場することが予定されているため、今後も注目したいイベント。
開催地に大きなウネリが入る予報が出た時はASP公式サイトでアラートが発令されるので、要チェック!
BCMでもTwitterなどでお伝えします。



ASPビッグウェーブワールドツアー第1戦
『Billabong Pico Alto』結果
1位 マクアカイ・ロスマン(HAW)
2位 アンソニー・タシニック(USA)
3位 ショーン・ダラー(USA)
4位 ガブリエル・ヴィラーン(PER)
5位 グラント・ベーカー(ZAF)
6位 グレッグ・ロング(USA)

ASP公式サイト



photo: ASP Covered Images

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