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6スター/リップカール・プロはトラビス・ロギーが優勝!!

現地時間8月29日(日)。フランスの Seignosse で行われていたWQSの6スター・イベントである「Rip Curl Pro」が南アフリカ出身のトラビス・ロジーの優勝で幕を閉じました!

最終日の波は2ftとやや小さめながら風は弱く面もクリーン。選手たちはインサイドのグーフィーに狙いをつけて波を攻めましたが、波が小さいために能力を出し切れないサーファーが目立っていました。そんな中、南アフリカのトラビス・ロジーは決断力とテクニックで他選手を上回っていました。

今大会ではベテランのトム・カレンが活躍し、観客を沸かせ、大会を大きく盛り上げました。トムは惜しくもセミファイナルで姿を消したものの、まだまだ若手のトップサーファーと対等以上に渡り合えることを証明して見せたのでした。

30分間のファイナルheatはトラビス・ロギー(南アフリカ)、ルーク・ステッドマン(オーストラリア)、クリス・ワード(アメリカ)、フィリップ・マクドナルド(オーストラリア)というメンバーによって争われました。

セミファイナルまでは勢いに乗っていたクリスは、ファイナルでは波待ちに泣かされました。ルークは初めの15分間の間、可能な限りたくさんの波に乗ってheatをリードしました。クリスがレギュラーの波での大きく際どいスラッシュを見せて反撃を始めた頃に、トラビスもいよいよ始動開始。
トラビスはsetを捕らえてスピードとバーティカルな技を組み合わせて9.10Pという高得点を叩き出します。さらに8.07Pのライディングを加えてトラビスが完全にトップに抜け出し、残る3人は2位争いという様相になりました。大会前はランキング21位だったトラビスですが、ファイナルではたった3本の波で彼のスタイルをはっきり示しました。この優勝によって、彼はWCTにクォリファイされる可能性が高くなってきました。

クリス・ワードは前回のラカナウでの大会に続いてまたしても表彰台の一番高い位置を逃しましたが、ほぼ間違い無くWCTへの切符を手にしていると言っていい状況。フィリップ・マクドナルドもまた良い結果を出した為、来年は再びWCTに行ける見込みで、さらにルーク・ステッドマンもこれでWQSトップ5に入り、来年のWCT参加が見えてきました。

優勝したトラビスを称えて、南アフリカチーム全員が表彰台に集まり、ビールを振って掛け合いました。

また今回参加していた日本人選手の中では、大野仙雅が17位と健闘しました。

主な結果は以下の通り。

RIP CURL PRO 6*WQS Event
Seignosse - Les Bourdaines - Landes, France

1st トラビス・ロギー(ZAF)
2nd ルーク・ステッドマン(AUS)
3rd クリス・ワード(USA)
4th フィリップ・マクドナルド(AUS)
5th ティム・レイズ(USA)、フレッド・パターチア(HAW)
7th トム・カレン(USA)、グレッグ・エムズリー(ZAF)

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