コンテスト
シルヴァナ・リマ トップ17復活なるか!?
現地時間5月3日、オーストラリアレッグと南米レッグの間にニュージーランド・タラナキで開催された『New Zealand Home Loans Surf Festival』が終了。
ウィメンズ6スター、ジュニア、ウィメンズジュニアが併催された今イベント。
特にウィメンズ6スターは今シーズン7戦用意されているウィメンズ6スターの3戦目となり、トップ17入りを目指す選手達にとっては貴重な一戦。
女達の激しい戦いが繰り広げられ、シルヴァナ・リマ(BRA・写真最上部・下)がトップ17のメンバーであるローラ・エネヴァー(AUS)を倒して久々に表彰台の頂点に立ちました!
「ヒザを怪我をしてしまい、ファイナルに進むのは3年振り。やっとここに戻ってこれて最高の気分よ。来年のWCT入りに近づいたわ。このまま体調や集中力を維持しないとね」と優勝の喜びを話していたシルヴァナ。
数年前まではウィメンズワールドツアーでタイトル争いをするほどの実力を持っていたシルヴァナでしたが、2012年のヒザの怪我をきっかけに2013年は結果を残せず、ツアーから脱落。
2014年は一から出直す形でWQSを転戦し、2戦続けて5位に今回は念願の優勝。
まだシーズンは長いですが、トップ17復活が見えてきました。
トップ17のメンバーの参加が少なかった今回の6スターで一番の成績を残したローラ(写真下)
ワールドツアーの方ではまだ目立った結果を残していないものの、次のブラジル戦に似たビーチブレイクでの勝負でファイナルまで進んだことは自信に繋がるでしょう。
「自分の中に秘めた強い競争心を探し、それが今日やっと見つかった気がするわ。過去に何回もファイナルまで進んだけど、勝ち方や闘争心を忘れてしまった。良いスコアを出してヒートを勝ち進むのは気持ちが良いものね」とイベントを振り返っていました。
SFでシルヴァナに敗退したセージ・エリクソン(USA)もトップ17から脱落した一人。
今シーズンはオーストラリアのニューキャッスルで開催れた6スターでも3位に入っており、シルヴァナ同様に復活に向けて前進しています。
SFでローラに敗れたタティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)は同時開催のウィメンズジュニアで優勝した注目の若手。
ベルズ戦で怪我をしたコートニー・コンローグ(USA)の代わりとして次のブラジル戦のワイルドカードとして参加が決定。
カリッサ・ムーア、ココ・ホー、マリア・マニュエル、アラーナ・ブランチャード、アレッサ・クイゾンなどトップ17の約3分の1を占めているハワイアンの次の期待の選手として今後も注目!
なお、今イベントには日本からも多くのウィメンズが参加していましたが、6スターはR4で全て敗退。
ジュニアでは野呂玲花(写真下)がQF進出の5位でフィニッシュしています。
ウィメンズ6スター
『New Zealand Home Loans Surf Festival』結果
1位 シルヴァナ・リマ(BRA)
2位 ローラ・エネヴァー(AUS)
3位 セージ・エリクソン(USA)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)
『New Zealand Home Loans Surf Festival』公式サイト
photo: ASP Covered Images
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