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2013/2014『THE EDDIE』招待選手発表!



ハワイにファーストスウェルが届く頃、世界中にアナウンスされる『THE EDDIE』こと『The Quiksilver In Memory of Eddie Aikau』の開催、及び名誉ある招待選手。

毎年、12月初めから翌年の2月末までのノースショアのベストシーズンにウェイティングピリオドを設けているものの、条件である「20ftオーバーのリアルなワイメアベイ」が最後に姿を現したのはグレッグ・ロングが優勝した2009/2010。
過去2シーズンは開催が見送られ、28年間を振り返ってもゴーサインが出されたのは僅か8回のみと言えば、この条件がいかにハードか理解出来るでしょう。

第29回目を迎えるこの名誉あるイベントに招待された選手を一部紹介すると、11度のワールドタイトルを獲得し、2001/2002には『THE EDDIE』を制したケリー・スレーター(USA)を始め、トム・キャロル(AUS)、サニー・ガルシア(HAW)、シェーン・ドリアン(HAW)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ジェイミー・オブライエン(HAW)など錚々たるメンバー。
その中に脇田貴之の名が7年連続あるのは日本人として誇らしいところです。

今年、新たに招待選手に選ばれたアロン・ゴールド(HAW・写真最上部)は、12〜13歳の時からワイメアベイにチャージしている根っからのビッグウェーバー。
メジャースポンサー無しのほぼ無名と言ってよいアロンは自らサーフボードを削り、「The day」を静かに待つリアルなサーファー。
マウイ島のジョーズや、サンディエゴ沖のコルテスでもチャージを繰り返し、ここ数年で注目され初めています。
今だに名前無しの写真が掲載されることがあるアロンですが、今回の招待でアンダーグラウンドなサーファーからは抜け出しそうです。

「この嬉しさを言葉で表現するのは難しいね。オレの人生はハワイにあり、ここで育ってきた。エディに招待されるなんて、究極のご褒美だね。招待を受けただけで満足。クレイジーな夢が叶ったのさ。最初にワイメアにパドルアウトしたのは12歳か13歳の頃かな。7’0なんて今まで乗ったことないような長いボードで入ったけど、全く歯が立たないばかりか、ボードと共に吹っ飛ばされて死にそうになったよ。でも、あれがきっかけでビッグウェーブに目覚めたんだ。スタートはワイメア。オレにとって特別な場所だよ」と話していたアロン。

ちなみに昨年「Red Bull」がスポンサーになってマウイ島のジョーズを舞台に開催(ゴーサインは出されず)された招待制のインベント、『Red Bull Jaws Paddle at Peahi』は、リスクを考えてキャンセルが発表。
マウイ島の土地柄を考えても問題点が多く、今回のキャンセルにサーファー達の間では安堵のため息も...。

『THE EDDIE』の方は2013年12月1日〜2014年2月28日に開催。
公式サイトでは招待選手の他、メールでのアラートなどがあり、ゴーサインが出されれば、ライブ中継も行なわれます。

『The Quiksilver In Memory of Eddie Aikau』公式サイト



photo: ASP Covered Images

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