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スペインで日本人選手が活躍&今シーズン最後のウィメンズ6スターを制したのは?



現地時間9月1日、スペイン北部の美しい海岸線を持つパンティンで開催されていた『Pantin Classic Galicia Pro』が終了。
今イベントはメンズ3スターとウィメンズ6スターが併催され、3スターでは新井洋人、大原洋人がファイナルデイに残り、新井洋人がSF進出の5位でフィニッシュ。
8月末のアメリカ・バージニア州での『Vans Pro』に続き、日本人選手が活躍していました。

ウィメンズでは野呂玲花の25位が最高位。
日本人として唯一シード権を持つ大村奈央でさえ結果を残せず、レベルアップのスピードではメンズよりも上回っている近年のウィメンズコンテストの壁の厚さを実感させたイベントでした。



ウィメンズは今シーズン最後のスターイベント。加えて最もグレードが高い6スターでしたが、9月末から10月にかけて大詰めとなるワールドツアーの調整のためにトップ17の参加は少なめ...。

ファイナルはニッキ・ヴァン・ダイク(AUS・写真上) vs ディミティ・ストイル(AUS)のカード。
共にジュニアの世界ではトップレベルの実力ある選手。ディミティの方は今シーズン6スターも制しており、公式4-5ftレンジのクリーンなコンディションを舞台にハイレベルな戦いが繰り広げられていました。

ヒートをリードしたのは序盤に5.50、7.00を重ねたニッキ。中盤にはディミティが8.87をスコアしますが、ニッキは9.23を返し、トータル16.23 vs 12.47で優勝。
勝利後のインタビューでは、「最高の気分よ。一緒に来た妹を始め、私をサポートしてくれた人達に感謝しているわ。優勝出来て凄いハッピー。戦う前はランキングのこともあったし、とてもナーバスになったの。フランス戦の前はトップ17に入るという目標に陰りがあったけど、余りにもそのことを心配し過ぎて自分自身を失っていたことに気付き、目を覚ましたのよ」とコメント。

今回の優勝で3500ポイントを手に入れたニッキはワールドランキングで5位に浮上。
来シーズンはトップ17のメンバーとしてドリームツアーで演技を披露することになります。

「ステファニー・ギルモア、カリッサ、サリーを始め、全ての選手を尊敬しているわ。彼女達と早く対戦したい!今まで何度かワイルドカードでイベントには参加したけど、今度は本番よ。もう、待ち切れない!」と笑顔で話していました。


(新井洋人)

なお、9月はASPのビッグイベントが続きます。
まず、9月3日〜8日はポルトガル・サンミゲル島でプライム『Azores SATA Airlines Pro 2013』が開催。
日本からも大橋海人がチャレンジの場を与えられました!

9月15日〜21日はASPワールドツアー第7戦『Hurley Pro』がカルフォルニアのローワー・トラッセルズで開催。
9月24日からはフランス南西部・ホセゴーでウィメンズワールドツアー第7戦『Roxy Pro』がスタートし、2日後には同じ場所でメンズの第8戦『Quiksilver Pro France』がスタートします。

ウィメンズ6スター
『Pantin Classic Galicia Pro』結果
1位 ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS) 
2位 ディミティ・ストイル(AUS) 
3位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)、アレッサ・クイゾン(HAW)

『Pantin Classic Galicia Pro』公式サイト



photo: ASP Covered Images

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