コラム特集
「猫トラブルであっという間に師走」 - F+コラム
Text by つのだゆきカレンダー予約販売オーダーしていただいた方、発送は12月19日を予定しています。12月上旬に発送済み的なメールが行っているかと思うんですけど、タイトルだけでなく、本文を読んでいただければ12月19日発送予定となっていることがお分かりいただけると思います。
何人かの方から未着のお問い合わせを受けていますが、システム上自動で送られる対応済みメールなので、発送しましたというようなタイトルなってしまいますが、対応済みにしないとオーダーが自動でキャンセルになってしまう、というシステム上の都合で、誤解を招くようなことになってしまって申し訳ございせん。お手元に届くまで今しばらくお待ちください。
何だかんだやってるうちにもう師走。今年は猫トラブルの年だったな。佑馬は一足先に天国へ行っちゃったけど、兄弟猫のトリ君は九死に一生を得た。
手術の時に剃った毛も生えそろってきていて、毎日ご飯を食べ、薬を飲み、元気に暮らしている。他の子たちと違うのは階段を登れないことぐらいで、あとは自分でトイレに行き、ごはんも自分で食べている。トイレはトリ君用に低い段を作ってあげて入りやすいように工夫したので、今まで通りみんなと同じトイレを使えている。
うちは犬がいるので猫たちはキッチンカウンターの上でご飯を食べるんだけど、トリ君はもうそこに上がれないので、一人で小さいケージの中で食べている。ドライフードと一緒にちょっとおいしそうなパウチに入ったウエットフードもあげているので、ドライフードしかもらえないほかの子たちは何とかしてそのケージに忍び込もうとスキをうかがっている。どこかのタイミングでこの甘やかしもストップしなくてはと思っているんだけど、トリ君的にもドライよりウエットフードが好きなようなので、なかなかやめられない。
もともと血栓が詰まって足が壊死した原因をたどれば心臓肥大、左心房が大きくなっている、イコール壁が分厚くなっていて中が狭くなっている、イコール血液が循環しにくい、みたいなことで、この心肥大に関しては治らないので、これ以上肥大しないように、血がドロドロにならないように、血管が細くならないように、みたいなことで、強心剤とか血管拡張剤とか利尿剤とか3日に1度のステロイドとか、いろんな薬を飲み続けていて、心臓への負担を最低限にするべく治療しているが、これは生涯続く。人間と同じだな。大動脈解離を患ったうちの弟と同じような薬のラインナップで、笑い事じゃないけど、けっこうおかしい。
まぁ、肥大してしまった心臓があとどのぐらい持つのか、また血栓が詰まってしまうのか、いつ急変するかもわからないので油断はできないけど、何にしてもその時が、トリ君の寿命ということだ。
とはいえ、この病気にかかって血栓閉塞症を起こした猫の平均余命はとっくに過ぎているので、ラッキーキャットであることに違いはない。ホントものすごい頑張ったし、いまだに頑張っている。もうすぐ倒れてから4か月だ。
今は2週間に一度獣医さんに行って血液検査して、エコーで心臓の状態を確認してお薬をもらう。どう見てももうダメだから家で看取ろうと思って無理に退院させてきたけど、今のところはまた一緒に年を越せそうだ。
まぁ、油断ならない状況なので、何とも言えないけど、トリ君がつらいならもう頑張らなくてもいいよ、といい聞かせている。
とはいえ、天気のいい日にはひだまりでのび~、っとしていて、え、死んじゃったの? と思うほど脱力しているので、つらくはなさそうだけど。
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