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サーフィン撮影とネット公開における海外の考え方(WSMコラム)

Koa_Rothman
via youtube

世界を飛び回るハワイアンフリーサーファーのコア・ロスマンが先月、自身のYoutubeチャンネルで公開した内容が話題となりました。

その内容とは、ストライクミッションで訪れたオーストラリアのデッドマンズでサーフし、一旦ブレイクから離れてから戻って来ると「This is Living, No Filming」と書かれた紙が貼られていた件です。

「This is Living」とはコアの番組名のようなもので、その後のセリフは見たまんま「撮影するな」となります。

コアの主張としては、撮影者は山ほどいるしドローンも何台も飛んでるし、さらにはテレビ局のニュース番組まで撮影してるので、自分一人をピンポイントで批判してくるのはナンセンスと言う点。

人によっては「お金を稼いでいるから」と言う理由で批判する人もいるとの事ですが、コアとしては「たかがYoutube用の動画を撮影しているだけなのに」と反論しています。

この手の問題は昔から物議を醸す内容なので前提条件を加えておくと、シークレットスポットではなく誰もがネットで知る得る事ができるサーフスポットでの撮影についてです。

そして動画のコメント欄をチェックして見ると、山ほどコメントがあるので全てに目を通す事はできませんが、ザっと見た限り全てコアの活動に賛同していて、反対コメントが見受けられません。



さて、これだけSNSなどが発達している時代なので、個人的にはすでにネット上で知られているようなサーフスポットであれば問題ないように思えますし、そのような認識のサーファーが圧倒的だった点は安心しました。

ネット上での情報も極めて限られたシークレットに近い場所であれば、知っていたとしても明かす必要はないと思います。

私もサーフィン系のサイトを運営しているので、時おり「どこどこの情報は出さないように(主にインドネシア)」と言った連絡を受ける事はあります。

ただ、インドネシアだとどこに行ってもローカルはサーフツーリスト歓迎で、むしろ増えて欲しいと考えるローカルがほとんど(逆にサーフツーリスト反対のローカルに会った事がありません)。

そう考えると、自分が好きな場所のローカルが望まないことを陰でするのもどうなのかなと考えさせられてしまいます…。

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