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新島はルーキー&昨年のチャンピオンが制した!



8月29日〜31日に新島・シークレットでショートボード第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』が開催されました。

台風からのウネリが消え去り、スモールコンディションで進行した今イベント。
トップシードの選手でさえあっけなく敗退という場面も多く、R4の田中英義に関しては一本も乗れずに姿を消すという結末に...。
そんな中、カレントリーダーの林健太、2位の田中樹がQFで直接対決!
両者共にクレバーな試合運びが武器のため、最後まで目が離せないクロスゲームでしたが、終了間際にフロントサイドで回転系のエアリアルをメイクした林健太が大逆転劇を演じてSF行きを決定!

その他、SFには昨年新島を制した高梨直人、善家尚史、ルーキーの和光大が残っていました。

SFでも林健太が勝負強さをキープし、善家尚史を抑えて今シーズン3度目のファイナルへ。
高梨直人、和光大のグーフィーフッター同士のカードはバックハンドリップの力強さで和光大が上回り、大差で初のファイナリストに選ばれました。

ファイナルで主導権を握ったのは序盤にミドルスコアを重ねた林健太。和光大は冷静に波を待つ作戦。
両者共に6ポイント台をベースに迎えた後半。逆転に次ぐ逆転で白熱した勝負を制したのは、最後に得意のバックハンドで5.65をスコアした和光大!

オーストラリア留学から帰国してJPSAで早くも初優勝という素晴らしい結果を残した和光大。
今後はJPSAの新しい風として暴れまくってくれることでしょう。


なお、女子は昨年のグランドチャンピオン、庵原美穂がファーストヒートから危なげない勝ち方でファイナル進出を決め、最後はカレントリーダーの野呂玲花を7.25を含むトータル14.85で下して優勝。
第3戦の『伊豆下田 CHAMPION PRO』に続く2連勝を決め、トータルで谷口絵理菜を抜かして2位へランクアップ。
野呂玲花のトップは変わらずですが、残り2戦で逆転の可能性も出てきました。

次のJPSAショートボード第5戦は茨城・大洗に舞台を移動して9月7日〜9日に開催される『第17回 I.S.U茨城サーフィンクラシックGOTCHA・G-LANDカップ』です。
その前に9月1日〜2日は新島でロングボード第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』が行なわれます。

USTREAM配信のライブ中継も行なわれるので、チェックしてみては?

ショートボード第4戦
『ALL JAPAN PRO 新島』結果
1位 和光大
2位 林健太
3位 善家尚史、高梨直人

女子
1位 庵原美穂
2位 野呂玲花
3位 宮坂桃子、谷口絵理菜

JPSA公式サイト

USTREAM JPSA

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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