コンテスト
『Oakley Pro Junior』終了!
学生達が夏休みとなるこの時期はASPジュニアのコンテストが続き、今後の日本のサーフシーンを引っ張っていく世代の動きが最も活発になります。
8月は千葉、高知、宮崎の3連戦。そのファーストイベント、1スター『Oakley Pro Junior』が8月4日〜5日に千葉北の志田下、通称「波乗り道場」で開催。
期間中は台風11号からのウネリをベースに十分なサイズがあり、最終日は風も弱く、まずまずのコンディションに恵まれていました。
4日のコンテスト初日で目立っていたのは、ハワイからエントリーのヤマカワ・キーレン。
Round of 32では8.00を含むトータル15.25で2位以下に大差をつけてラウンドアップ。
その他にもカデット(16歳以下)とダブルエントリーの安井拓海が9.25のハイエストスコアを叩き出し、トータル15.75で次のQFへコマを進め、注目を集めていました。
5日の最終日。
QFでもヤマカワ・キーレンは好調さをキープ。SFでもリードを握っていたものの、後半に仲村拓久未と大橋海人に逆転され、ファイナル進出はならず...。
安井拓海は昨年同イベントを制した加藤嵐と共にファイナル進出を決めました。
4人ヒートのファイナル。
前半は近年のビーチブレイクでは普通のマニューバーになっているエアリル合戦となり、その中でも大橋海人が綺麗な回転系のエアリアルを決めて7.00をスコア。5.00のバックアップスコアを揃えて主導権を握ります。
中盤〜後半。加藤嵐(写真最上部)がパワーサーフィンを軸にしたライディングで6.50。後半に7.80を重ねてトータル14.30で逆転!
そのまま逃げ切る形で『Oakley Pro Junior』2連覇を果たしました。
ガールズはエントリー数が少なく、SFがファーストヒート。
カレントリーダーの大村奈央が不在の中、野呂玲花(写真上)が強さを見せて優勝。
16歳以下のカデットは、ジュニアで4位に入った安井拓海(写真下)が序盤に7.25をスコアしてファイナルをリード。
仲村拓久未が9.75をスコアして逆転する場面もありましたが、インターフェアで4位に転落。
安井拓海が再びトップに立って、そのまま優勝を決めました!
ちなみに日本を飛び出して『Nike US Open of Surfing』のジュニア・4スターにチャレンジしていた新井洋人、大原洋人の結果ですが、新井洋人はQF進出の9位。
大原洋人はSF進出の5位でフィニッシュしています。
次のASPジュニアは8月17日〜20日に高知の生見海岸で開催される『QUIKSILVER PRO JUNIOR IKUMI OPEN』
ガールズの『ROXY Girls Ikumi Open』、カデット&グロムの『QUIKSILVER King of the Grommets Ikumi Open』が同時開催されます。
プロジュニア1スター『Oakley Pro Junior』結果
1位 加藤嵐
2位 大橋海人
3位 仲村拓久未
4位 安井拓海
ガールズ・1スター
1位 野呂玲花
2位 高橋みなと
3位 武知実波
4位 北沢麗奈
カデット
1位 安井拓海
2位 佐藤魁
3位 松下涼太
4位 仲村拓久未
『Oakley Pro Junior』公式サイト
Final Day Highlights - OAKLEY PRO JUNIOR 2012
photo: ASP Covered Images
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