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「実にラジカルな令和6年の年明け」 - F+コラム

Text by つのだゆき、Photo by snowy

だいぶ明けちゃったけど、あけましておめでとうございます。
『元旦や 今年もあるぞ 大晦日』なんて申しまして、これは昔の町人たちのツケ払いの支払期限が大みそかで、なんとかかんとかその大みそかの支払いを乗り切った翌日、元旦にはすでに、年末の支払いに思いをはせる的な句ですが、本当にもう今年もすぐ来る大みそか、なんだろうと思う。現実問題毎年すぐ来るし(笑)。

しかし、令和6年の年明けは実にラジカルだ。元旦の能登地震で、TVっ子のお楽しみのお正月特番もすべてすっ飛び、翌日も羽田の大事故でまたもや特番みたいな、なんか、これってどういうことなんだろう、とか考えているうちに、ひどいのど風邪をひき、声が出ない今日この頃。熱もなく、咳も出ず、だるくもなく、食欲必要以上にあり。
大口あけて寝てるから声出なくなったんでしょ、というレベルなんだけど、なかなか治らないので、口腔鼻粘膜界隈うがいしまくる毎日。のどうがい、鼻うがい、目洗い、のどぬ~る、のど飴、加湿器……これでもかの鼻のどケアに明け暮れる日々だ。

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元旦には恒例の犬散歩がてら初日の出。特に早起きしなくても、だいたいいつものお散歩時間なのでラクなんだけど、毎年元旦の日の出はオンタイムで見えにくい。
空は明るいんだけど、たいてい水平線上に雲があって、そのたなびく雲の上に出てこないとキラ~ん、という感じの日の出にならず、海岸で出てるはずの日が雲の上まで上がるのを待つのがここ何年も続いている。まぁ、冬は雲ひとつない水平線に朝日が輝くって、けっこうレアなのでしょうがないか。
うちから普通に散歩コースを行けば志田トラなので、そこで見るけど、お隣の志田の鳥居界隈やピアのあたりの混雑はすごかったな。
今年は15年ぶりぐらいに昔のテコンドー仲間の女の子にばったり会って、びっくりした。当時中学生とかだった彼女もすっかり社会人になっていて、ほかの仲間たちもお母さんになったりしてて、時がたつってすごいな、とともに、自分も歳を取るわけだよな、と再認識させられた。

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暮れにずっと成らせておいた鉢植えのシークワーサーを収穫。小さいながら181個取れた。もっともっと成ってたんだけど勝手にポロポロ落ちてしまい、残ったのは半分以下。それでも大豊作ったけど、ちょっと数残しすぎてサイズが超小粒になった。完熟してオレンジになると甘くなるという話だったので、青切りしないで残しておいたんだけど、結局そんなに甘くならないし、3月ごろにはまた花の季節になるので、さっさと取っちゃわないとこの子も休めないだろうと思って収穫した。粒は小さいけどタネの大きさはあまり変わらないので、結局切ればタネだらけ、みたいな感じで、ちょっと残念な大豊作。次回の収穫に向けての反省点が多く残った。

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今月末には久しぶりにハワイ、パイプ。現地のカメラマンの話によれば、やはりハワイではパイプは12月という気分のようで、パイプで始まってトラッスルズで終わるという現行のシステムが続くにつれて、現地の人たちのWSLへの興味は薄れているという話を聞いた。まぁ、それは私も同じで、あのクリスマスがらみのハワイ全体の雰囲気の中での最終戦のパイプ、というのと、何でもない1月の終わりのオープニングのパイプ、というのはだいぶ違うんだろうなと思う。

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私が最後に行ったのはイタロのタイトルの2019年最終戦なので、5年ぶり? 2020年はコロナでツアーナシ、その間にパイプスタートの9月終わりというCTのスケジュール変更があって、2021年ツアーは例外的に2020年12月初戦のパイプでジョンジョン優勝、翌2022は1月のツアー初戦でケリー優勝、昨年はジャック・ロビンソンだった。
考えてみればコロナ禍に紛れてCTツアーは大きく変わったんだな、といまさらながらに思う。個人の感想では、改悪。

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