コラム特集
インドネシア、フィリピン、韓国と2023年のサーフトリップを振り返ってみた(WSMコラム)
今年2023年ラストのコラムと言う事で、私が今年サーフトリップで訪れたエリアを少し振り返ってみます。
今年一発目となったのは2022年の年末から滞在していたインドネシアで、バリ島で新年を迎えた後に最初に飛んだ先はスンバワ島のレイキーピークでした。
レイキーにはすでに5回ほど訪れていて、初めて足を踏み入れたのは約20年ほど前のこと。
当時のレイキーはオフシーズンの雨季であればガラガラで、朝一なんかは少数のサーファーで波を回し、日が昇ってもせいぜい多くても10名くらいのサーファーが入っている程度でした。
ですが、プロサーファーの撮影で頻繁にメディア露出されるようになるとメジャーエリアとなり、今年の雨季の激込みは驚きました。
世界的にサーファー人口が増えているのか、もしくはインターネットにより容易に情報を入手できるようになった事が理由なのか気になるところです。
ちなみに、周辺のヌンガスやコブルストーンであれば今でも貸切サーフできる時間帯は多々あります。
それだけレイキーピークの波が良いので、みんな集まっちゃうのですが。
レイキーに続いて訪れたのは、帰国前の寄り道と考えていたフィリピンのルソン島北東部に位置するカブガオ。
フィリピンからの日本帰国便はすでに予約済みとタイムリミットがあり、スウェルが当たるかどうかはギャンブルでとりあえず10日間ほどのフィリピン滞在でスウェルが入ればと願ってのトリップでした。
そして願いは叶い、ライトポイントで私のような一般サーファーには最高なオーバーヘッドほどのコンディションを完全貸切でサーフすることができました。
初めて訪れた地で最高のコンディションをスコアと、まさにサーフトリップの醍醐味が凝縮された時間を過ごす事ができサーフトリップへの情熱がさらに高まりました。
その後はしばらく日本で過ごし、4月後半になってからサーフシーズン入りしたインドネシアへ向かう事に。
この時のインドネシアは到着ビザ(VOA)を1回延長して60日間滞在とし、スマトラ島南部クルイ、ジャワ島パチタン、ニアス島、ジャワ島タートルズと巡りました。
ただし、今年のアーリーシーズンは大外れとなり、4月半ばにスウェルが入った後は6月頭までまとまったスウェルが入らないアンラッキーな結果となる事に。
予定としてはタートルズをメインに据えていたのですが、スウェルが入らないので拠点のジャカルタからなかなか動けず。
インドネシア滞在残り2週間ほどのタイミングでスウェルが入り始めたので終盤は慌ただしくなった上、時間的制約からあまり当てる事ができませんでした…。
しかも、インドネシア出国時にはイミグレスタッフから「出国させない」と言われ大変な目に遭いましたし。
かなり旅慣れていたつもりでしたが、まだまだだなと痛感させられました。
ハプニングは旅には付き物で経験値が上がるので、無事に終わって見れば経験できて良かったと思いましたが。
⇒関連記事:【海外旅トラブル】インドネシア不法滞在(無実)で出国禁止と30万円罰金請求される事態に
インドネシア後は帰国途中で韓国のウェイブパークを訪れ、初めてウェイブプールを体験しました。
最長で約20秒ライド可能と言う大規模なプールが初体験となったので、今後他のプールでは満足できないかもしれないほど贅沢な経験でした。
ちなみに、現在のウェイブパークは冬季休業となっていて、今年の例を挙げると確か5月から再オープンしたはずです。
韓国を訪れたのは6月後半の事で、その後は念願だったアイスランドなどに行ったもののサーフトリップはしてなく、ようやく今月12月に動き始めました。
現在滞在しているのはマレーシアのクアラルンプール(KL)で、雨季のインドネシアはコンスタントにスウェルが入るわけではないのでKLでスウェル待ちといったところ。
来週にはスウェルが入る予報となっているので、半年振りのサーフィンでグッドウェイブをスコアできればと願っています。
みなさんも素晴らしい波を当てて今年1年を締めて下さい。
今年も愛読して頂きありがとうございました。
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