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インドネシアでコロナ制限が撤廃へ!滞在時に感じた制限の度合いについて(WSMコラム)

Jakarta
Photo: WSM

世界的に見ても着実に軽減されていくコロナ制限ですが、昨年末にインドネシアでは新型コロナウイルス対策の活動制限が完全に撤廃されました。

ジェトロによると撤廃されたのは2022年12月30日からで、具体的には各種店舗の営業時間制限や屋内での人数制限など。

個人レベルで言えば、屋内に入る時のマスク着用や建物のゲートでのワクチン接種証明書の提示も廃止。

ジョコ大統領によると、7月時点の血清調査でインドネシア人口の98.5%が免疫を獲得した結果を受けての判断だそうです。

ただし、新型コロナが完全に収束したわけではなく、再び感染者数が急増した場合は制限の再導入もありえるので、マスク着用とワクチンの追加接種は義務ではないものの奨励とのこと。

Kuta_Beach
Photo: WSM

さて、ここからは2022年6~7月の2か月間、そして2022年11月終わりから現在までインドネシアに滞在している私の体験を交えた所感をお伝えしていきます。

今回のニュースを知り最も驚きだったのは、2022年12月29日までは屋内でのマスク着用と建物入り口でのワクチンパスポート提示が義務化だった点。

屋内でのマスク着用に関しては、6~7月の時はインドネシア人の大半は守っていましたが、欧米人はほぼノーマスクでした。

それが今回の滞在ではインドネシア人でも1/3~1/4くらいはノーマスクになっていたイメージです。

ワクチンパスポート提示については、インドネシアでは政府指定のアプリをダウンロードし、そのアプリから建物入り口にあるQRコードを読み取り、滞在した記録を残すのが一般的でした。



なのですが、私のような外国人もアプリはダウンロードしているものの、ワクチン証明書をアプリに登録しないと使えず、外国で接種したワクチンの登録は以前はできなかったり、現在は登録に1週間ほどかかるなど実用性に欠けます。

そのため、外国人観光客はスマホのワクチンパスポートを提示して建物に入るというのが一般的でした(形だけでほぼ見られませんが)。

ただし、QRコードは掲げられているものの、人件費の問題からか6月の時からノーチェックの場所が大半で、高級モールなど以外はほぼスルーだった事から義務化だった事実に驚きました。

さて、そのインドネシアでコロナ制限撤廃となった初日の12月30日、私はバリ島へ飛ぶためにジョグジャカルタの空港を利用し、空港に入る時にワクチンパスポートの提示を求められました(笑)。

日本でも政府の決定と現場レベルでの遅れはあるので驚きませんが、後に12月30日から制限撤廃したとのニュースを知った時にはクスっとしてしまいました。

今後は世界的にコロナも収束し、インドネシアに続いてコロナ制限の完全撤廃の国が増えてくれればと願っています。

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