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サニー・ガルシアの素顔

2000年、20世紀最後のワールドチャンピオンに輝いたサニー・ガルシア。ハワイアンで、パワーが身上、ってことくらいはみんな知ってるでしょ!? でも実際の彼の姿はあんまり知られてないハズ。だから、とにかくサニーの経歴を見ながら、どんなヤツなのかちょっと探りを入れてみましょう。

サニー・ガルシアは1970年1月14日、ホノルル生まれの30歳。現在はカウアイに住んでいる。もうすでに15年もツアーに参加していて、ってことは初めてツアーを周り始めたのは15歳の時。まだガキンチョだった。そして、今年はオーストラリアでの第一戦と第二戦、ビラボンプロとリップカールプロで2勝を挙げ、しかも今までの12のイベントのうち8のイベントでクオーターファイナル以上の安定した成績を残し、長いツアー生活の末、初となるチャンピオンの座を手に入れる。

現在までのところ、2000年度に稼いだ賞金はなんと$135,550!これにより、生涯で稼いだ賞金は$798,030にまで達した。

サニーのパワフルと呼ばれるサーフィンの源はがっちりとしたその体格によるもの。5フィート10インチ(約178センチ)180パウンド(約81.7キロ)あるサニーの体を考えてみれば、同じような身長で140パウンド(約63.5キロ)しかないロブ・マチャドとサーフィンの性質が違うのは当然と言えば当然。まあ、その体を維持するためにも水泳やランニング、ウエイトトレーニング、ボクシングなどをこなしているとか。2000年11月現在でついているスポンサーはNo Fear、Spy、BYB、Warrior、Pukas、Kicker、Sticky Bumps。

結婚はしていて、再婚となった奥さんのレイナには、前のだんなさんとの間に生まれた子供が実に3人もいる。好きなポイントはもちろんハワイのポイントで、バックドアとマカハ。好きな食べ物はハワイアンの郷土料理となんと寿司。だから、いくら波が小さいとはいえ、ジャパンプロの中止で本場の日本の寿司が食べれなくなったことにはガックリしていたんじゃないのかな〜!? (そんなことないか? )趣味はといえばやはりモトクロス。同じくハワイアンのカラニ・ロブも夢中になってるんだけど、どっちが上手なのかな?

WCTのイベントで優勝したのは計9回。初勝利は1990年で、その年はスペインのプカスプロとセランドプロで2勝を挙げている。他、1992年の南アフリカでのガンストン500、1994年のレユニオンでのレユニオンプロ、1995年のオーストラリアでのリップカールプロとフランスでのクイックシルバーサーフマスターズ、1996年のオーストラリアでもリップカールプロ、そして今年の2勝。

いや〜、それにしてもサニーのこの初のワールドチャンプまでは長かったねえ〜。だって、1996年度の優勝を目前にして最後のパイプで一コケ、3位に終わった年を始め、過去3位に泣いたことが4回もあるんだもの。喜びもひとしおでしょう!? さあ、残すところあとは1戦、パイプのイベントのみ。とにかくこのサニーが有終の美を飾るのかどうか、注目してましょう。

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