コンテスト
JPSAショートボード第2戦『新島プロ』金沢呂偉&中塩佳那が優勝!
全5戦で争われる2022年JPSAショートボードの第2戦となる『新島プロ』が8月25日〜27日に新島で開催。
メインの羽伏浦海岸は地形が悪いため、淡井浦海岸を使用して行われました。
期間中は台風10号からのウネリが前半をピークに強まり、最大頭オーバーまでサイズアップ。
新島らしいパワフルなブレイクも姿を現していました。
27日の最終日はサイズダウンのコシ〜ムネ。
潮の引きを待ってメンズQFから始まり、ウィメンズのSFへ移り、順にスケジュールが進行。
潮が引いている時間帯のみ割れる地形を考慮して全て4人ヒートで行われました。
ウィメンズは中塩佳那が2連勝
ウィメンズは中塩佳那、川合美乃里、都築虹帆、浅野こなみの4名がファイナル進出。
イベント初日からハイエストスコアを出していた中塩佳那が序盤からコンスタントにスコアを重ねて主導権を握り、追い上げてきた川合美乃里をかわして開幕戦に続き、2連勝を決めていました。
メンズは金沢呂偉がJPSA初優勝
メンズは開幕戦で優勝した西優司がR2で敗退。
2位だった岩見天獅は8月のカリフォルニアでエアーの着地の際に腰を痛めてしまい、今回は欠場。
9月1日〜4日に静岡の御前崎で開催される『White Buffalo Omaezaki Pro Junior』には出場する予定だそうです。
ファイナルは金沢呂偉、増田来希、塚本勇太、西慶司郎の4名の争いとなり、1本目で6.83を出してバックアップスコアを重ねた金沢呂偉がリード。
後半には金沢呂偉が5.60をマークして2位の増田来希との差を広げて優勝。
嬉しいJPSA初優勝でイベントは幕を閉じました。
次のJPSAショートボード第3戦『第26回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』は茨城県、大洗の磯場ポイントに舞台を移して9月6日〜8日に開催されます。
JPSAショートボード第2戦
『新島プロ』結果
1位 金沢呂偉
2位 増田来希
3位 塚本勇太
4位 西慶司郎
女子
1位 中塩佳那
2位 川合美乃里
3位 都築虹帆
4位 浅野こなみ
シニア&マスタープロ
今回の新島ではJPSAの一時代を築いた選手によるシニアプロとマスタープロが開催。
マスタープロは特別戦ですが、シニアプロはツアーとして10月の宮崎でもJPSA最終戦『さわかみ 日向プロ』と併催されます。
シニア&マスタープロは8月24日に淡井浦海岸で行われ、ムネ〜カタの新島らしいパワフルな波。
シニアプロは牛越峰統、浦山哲也、関谷利博、進藤晃がファイナル進出。
浦山哲也、進藤晃が追い上げる場面もありましたが、昨年の田原に続き牛越峰統が優勝。
新島は23歳の時にJPSAで初優勝を決めた思い入れのある場所。
イベント前には新島でトレーニングを積んでいたそうです。
特別戦のマスタープロは岡野教彦、河村正美、川井幹雄が参加。
序盤からリズム良く波を掴んだ岡野教彦が2018年の新島以来の優勝を決めていました。
『シニアプロ新島』結果
1位 牛越峰統
2位 浦山哲也
3位 関谷利博
4位 進藤晃
『マスタープロ新島)結果
1位 岡野教彦
2位 河村正美
3位 川井幹雄
JPSA公式サイト:http://www.jpsa.com/
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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