JPSA第5戦『ムラサキプロ鉾田』終了! | サーフィンニュース BCM | コンテスト

TOPNEWS > コンテスト
NEWS / BCMサーフィンニュース

コンテスト

JPSA第5戦『ムラサキプロ鉾田』終了!



9月〜10月はJPSAのラッシュシーズン。9月上旬の大洗、9月下旬の一宮に続き、9月29日〜10月2日(29日はプロトライアル)に第5戦『ムラサキプロ鉾田』が茨城県鉾田市・とっぷさんて下で開催されました。

プロトライアル〜メインラウンド初日の9月29日〜30日は北東ウネリが強まる傾向となり、30日はBCM波情報でクローズアウト表示が出たほどのハードコンディションでしたが、それでも魅せてくれるのがトッププロの証。

R1のH3に登場した茨城を代表するトッププロの小野嘉夫はアウトから長いレギュラーを綺麗にメイクして8.9のハイスコアを叩き出し、トータル14.15で余裕のラウンドアップ!
小野嘉夫は茨城とはいえ、とっぷさんて下でフリーサーフィンをすることはほとんど無く、昨年の大会以来だとか...。

他にも渡辺将人、田中英義がハイスコアをメイクして調子の良さをアピールしていました。
なお、プロでもハードな条件の中、今回男子でプロ資格を手に入れたのは藤村篤の1名のみでした。

メインラウンド2日目の10月1日。ウネリ自体は落ち着いたものの、朝から天敵の北東風が強く、チョッピーコンディション。
この日は前日ハード過ぎて行なわれなかった女子のR1からスタートし、プロトライアルを勝ち上がってきた伊藤みゆき、目良麻里亜、栗原美加、岩佐美香の4名がラウンドアップを果たしてプロ資格を手に入れました。
女子はQFまで進行し、前戦で優勝してカレントリーダーに立った谷口絵里菜を始め、タイトル争いに絡んでいる庵原美穂、田原啓江、武知実波などがSFへ。



男子の方はR2からR3のH3までのスケジュールが進行。悪条件の中、R1で素晴らしいライディングを披露していた小野嘉夫がR3でスコアを伸ばせず敗退する場面も...。
大半の選手がトータルで2桁に届かないロースコア勝負となり、一宮でJPSA初優勝を決めた中村昭太、トータルランキング3位の椎葉順が敗れた一方、ベテランの小川直久から中堅の田中譲、森哲太、渡辺広樹、田中英義。若手の松岡慧斗まで幅広い層の選手がファイナルデイに残りました。

10月2日のファイナルデイは多少風が収まったものの、サイズダウンが進み、ハラ前後のパワーの無いブレイクでヒートが進行。
乗り繋ぐのが難しいコンディションの中、SFでは高梨直人(写真上)が深いボトムターンから得意のバックハンドリップを重ね、インサイドまでキッチリと決めて8.25のハイスコア!
トータル12.75で松岡慧斗を抑えて久々のファイナル進出を果たしました。

ファイナルはR3で高梨直人と接戦を演じた林健太のリマッチ。
30分ヒートの序盤は林健太がレギュラーの波を立て続けにキャッチして4pt台と5pt台をまとめて主導権を握ります。
一方、高梨直人は優先権を持ってじっくりと波を待つ作戦に出ますが、スコアは伸びず...。
中盤に6.75を叩き出した林健太(写真最上部)が更にリードを広げ、そのまま差が縮まることは無く、久々のJPSA優勝!



女子のファイナルはタイトル争いをしている谷口絵里菜、庵原美穂が接戦を演じましたが、後半に7pt台をスコアした庵原美穂(写真上)がJPSA初優勝。
ビーチから上がった後は満面の笑顔で仲間に担がれていたのが印象的でした。


(男子ファイナリスト)


(女子ファイナリスト)

JPSAショートボードの次のステージは10月28日〜30日に開催される『ALL JAPAN PRO 新島』です。
その前にASP2スター『Malibu HYUGA PRO』が10月8日〜10日に宮崎県の小倉ヶ浜海岸で開催されます。

JPSAショートボード第5戦
『ムラサキプロ鉾田』結果
1位 林健太
2位 高梨直人
3位 松岡慧斗、森哲太

女子
1位 庵原美穂
2位 谷口絵里菜
3位 水野亜彩子
4位 岩佐美香

JPSA公式サイト

photo:日本プロサーフィン連盟(JPSA)

BCM の Facebook に「いいね!」をしよう

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。

関連キーワードで他のニュースを探す

JPSA ムラサキプロ鉾田 林健太 高梨直人 庵原美穂