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小林桂がカリフォルニアのQSで優勝!

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PHOTO:© WSL/RunAmuck Photography

CTのミッドシーズンカットの直後、5月のオーストラリアから始まるCS(チャレンジャー・シリーズ)の出場者を決めるQSがアメリカ、オーストラリアで進行中。
すでにアメリカでは2戦目となる『SLO CAL Open at Morro Bay』を終えて日本でもお馴染みの小林桂がファイナルでカム・リチャーズを完璧に抑えて優勝!
CS出場に向けて大きく前進しました!

2年ぶりの優勝

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PHOTO:© WSL/RunAmuck Photography

両親が日本人でアメリカで育った小林桂はアメリカ国籍のままQSを戦っており、最後に優勝したのは2020年3月にフロリダ・ココアビーチで開催されたQS1,000『Ron Jon Quiksilver Pro』で、その時がキャリア初のQS優勝でした。
その後、コロナ禍でイベント数が少なかったこともあり、今回の『SLO CAL Open at Morro Bay』は実に2年ぶりの優勝。

舞台となったモローベイは巨大な岩が象徴的な場所で2月27日のファイナルデイは公式6-8ftレンジ、10ftのセットも入り、かなりのワイドブレイク。
ファイナルでは対戦相手のカムが苦戦する中、クローズアウトセクションでのアクションで5.75ポイントとラスト10分で6.50をマーク。
コンビーネションスコアに追い込んでの圧勝、キャリア2度目のQS優勝を決めました。

「DSC(サーフィン専門のトレーニングジム)で一生懸命やってきた甲斐があったよ。努力が報われたことは大きな意味があるね。初戦のピスモビーチではショックなことがあったし、このコンテストではやってはいけないミスもあった。昨年はCSをランク一つで逃したので、今年は絶対にそれは避けたいんだ」

CS出場は濃厚

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PHOTO:© WSL/RunAmuck Photography

初戦『SLO CAL Open at Pismo Beach』では17位と結果を残せなかった小林桂でしたが、今回は確実に仕事をこなしてQFでは初戦で2位になったリヴィ・スローソンを倒し、SFではローカルのブラデン・ジョーンズを僅差で抑えて勝利。
22歳の小林桂は今回の優勝でリージョナルのカレントリーダーになり、CTに結び付くCS出場のスポットも現実的になってきました。

なお、北米リージョナルの第3戦は3月9日〜13日にフロリダ・ココアビーチで開催される『Ron Jon Quiksilver Pro』です。
今のところ、北米リージョナルはこれが最終戦でQSのランキングも決まるため、2020年にこの地で優勝経験がある小林桂には有利と言えそうです。


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