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『Jeep Malibu Classic』井上鷹、田岡なつみがファイナルデイに残る!

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(田岡なつみ)
PHOTO:© WSL/Mike Ito

現地時間10月11日、カリフォルニア・マリブのファーストポイントを舞台としたWSLロングボードツアーの最終戦『Jeep Malibu Classic』が開幕。

公式2-3ftレンジの南ウネリが入ったファーストポイントは予想よりもウネリが強まらず、風の影響が入った時間帯があったものの、世界一を決めるのにふさわしいロングショルダーの波。
ウィメンズはQFを戦うベスト8。メンズはRoun of 16を戦うベスト16が決定しました。

日本の井上鷹、田岡なつみもファイナルデイに残っています!



ホノルアが3Xに王手

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(ホノルア・ブロムフィルド)
PHOTO:© WSL/Mike Ito

サーフランチで開催された『Cuervo Surf Ranch Classic』で唯一のパーフェクト10を出して優勝、カレントリーダーでもあるホノルア・ブロムフィルド(HAW)はスローだったファーストラウンドを勝ち上がり、次のRoun of 16では16歳のケア二・カヌロ(HAW)に勝利。
QF進出を決めた一方、ランキング2位のケリス・カレオパア(HAW)、3位のソレイユ・エリコ(USA)が敗退したため、QFを勝利した時点でポイント差から史上最年少の3Xワールドチャンピオンが決定します。

「正直、コンテストでは緊張せずに楽しむ気持ちで挑んでいるの。サーフィンが好きだし、競うことも好きよ。今は一歩一歩進んでいるだけで、再びワールドタイトルを狙えるのは嬉しいわね。今日は小さい波だったけど、良い波にも乗れて楽しかったわ」

その他、QFに残ったのはクロエ・カルモン(BRA)、ケリア・モニーツ(HAW)など。
マリブにふさわしい華麗なフォームでファーストラウンドのハイエストヒートスコアを出した田岡なつみは長年ランキング上位を維持している強豪のアリス・レモーン(FRA)と対戦します。

メンズはファーストラウンドからドリームヒート

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(ジョエル・チューダー)
PHOTO:© WSL/Lodin

メンズサイドはファーストラウンドのH5でジョエル・チューダー(USA)、2018年のワールドチャンピオン、スティーブン・ソーヤー(ZAF)
カレントリーダーのエドゥアルド・デルペーロ(FRA)というドリームヒートが実現。

このヒートはスティーブンが独特のスタイルとドロップニーターンで7.33を獲得。
ジョエルと共にラウンドアップを果たしていました。

カレントリーダーのエドゥアルドは次の敗者復活戦で二人のブラジリアンに敗れてしまったため、タイトル争いが面白くなってきました。

カイ・サラスに初タイトルのチャンスが訪れる

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(マリブのラインナップ)
PHOTO:© WSL/Lodin

エドゥアルドの早期敗退でタイトルの可能性が高くなってきたのはハリソン・ローチ(AUS)とジョエル・チューダー(USA)ですが、ランキング4位のカイ・サラス(HAW)にもチャンスが訪れてきました。

ファーストラウンドではイギリスのベン・スキナー、ブラジルのフィル・ラズマンを相手に7ポイント台を2本出してトータル15.00とダントツのハイエストヒートスコアでマリブとの相性の良さを示していました。

「ベン、フィルとは長い間競い合っている仲で、これまでに沢山の良いヒートを経験してきたよ。今のツアーには新しい顔ぶれが多いので、今回の対戦は面白かった。安定して波が得られて良かったね。マリブはノーズライドの波だから、何があってもノーズにいくことを目標にしていたよ」

次の対戦相手は井上鷹。
興味深いヒートになりそうです。

その他、Roun of 16に残ったのはジャスティン・クインタル(USA)、テイラー・ジェンセン(USA)、トニー・シルヴァニ(USA)、カニエラ・スチュワート(HAW)など。

『Jeep Malibu Classic』のファイナルデイは日本時間10月12日の23時30分にWSL公式サイトや公式アプリでライブ中継が開始されます。

WSL公式サイト

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