コンテスト
4スター『Breaka Burleigh Pro』終了&大野修聖のQF進出決定!
現地時間2月20日、オーストラリアのバーレーヘッズで開催されていた『Breaka Burleigh Pro』が終了。
今イベントはASPワールドツアーの開幕戦『Quiksilver Pro』の直前に行なわれたため、4スターながら多くのツアー選手がエントリー。日本からもJPSAグランドチャンピオンの大澤伸幸、大橋海人(共にRound of 64で敗退)を始め、多くの選手がヒートを戦っていました。
イベント期間中は大きなウネリが入らず、弱い東よりのトレードウィンドスウェルが続いた程度。
会場のバーレーヘッズは最後まで本来の姿を見せることはありませんでしたが、やはり勝ち上がってきたのはツアー選手達。
タジ・バロウ、パーコことジョエル・パーキンソン、ビード・ダービッジ、ジュリアン・ウィルソン・ティアゴ・ピレスなどがファイナルデイに残り、タジ(写真上下)が頂点に立ちました!
「バーレーで2連勝なんて最高!パーコが最後に追い上げて接戦になったね。今日みたいな良い戦いのファイナルを制するのは嬉しさも倍増するよ。来週のイベントでも歴史が繰り返されることを期待している。勝ちに行くぜ!」さらに「バーレーは面白い波。今日みたいに小さくてもね。ハイパフォーマンス可能で、スコアも出しやすい波と言えるよ。昨年同様、素晴らしいイベントだった」とタジはコメントを残していました。
2年連続で今イベントを制したタジの勝因は、持ち前のスピーディーなライディングにスムースなターンとエアリアルを組み合わせ、確実に決めたこと。ファイナルでは7pt台を3本もメイクしてトータル15.47をスコア。後半に8.23を叩き出して追い上げてきたパーコを振り払って優勝を決めたのです。
昨年は開幕戦の『Quiksilver Pro』でも優勝を決めたタジ。2年連続で連勝を達成出来るかに注目しましょう。
昨年は怪我でシーズンを棒に振ったパーコでしたが、ハワイではトリプルクラウン獲得という見事な復活劇を見せてくれました。
前週にデュランバーで開催されたローカルコンテストでも『スナッパー・サーフライダース』を優勝に導き、今回は優勝まであと一歩の活躍。2月26日に迫った開幕戦に向けての調整は完璧と言えるでしょう。
「オレ達にとっては良いウオーミングアップだったさ。ファイナルはタジとビードとだったから、本気で勝ちを狙ってチャージしたけどね。逆転にはもう1本良いライディングが必要だった。結局、万事休すだったけど、素晴らしいイベントだったよ。こんなコンディションの時のタジは無敵だと思う」とファイナル終了後のインタビューでパーコは話していました。
なお、ブラジルで開催中の『Hang Loose Pro』で快進撃を続けている大野修聖(写真下)のQF進出が決定!
最もポイントが高いプライムイベントでのQF進出は日本人初。QFの対戦相手はブラジリアンの強豪アレホ・ムニーズですが、勝ち目は十分にあるので、表彰台に期待!
【追記】
現地時間2月20日、『Hang Loose Pro』が終了。
大野修聖はQFでアレホ・ムニーズに抑えられてしまい、SF進出ならず...。
それでも3120ポイントを獲得し、過去最高のシーズンスタート!
次の大野修聖の挑戦は、ASPワールドツアーの開幕戦『Quiksilver Pro』のトライアルです。
『Breaka Burleigh Pro』結果
1位 タジ・バロウ(AUS)
2位 ジョエル・パーキンソン(AUS)
3位 ビード・ダービッジ(AUS)
4位 ジェイク・シャープ(AUS)
『Breaka Burleigh Pro』公式サイト
『Hang Loose Pro』公式サイト
photo: ASP Covered Images
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