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「2020年のパイプマスターズ開催はどうなるの?」- F+(エフプラス)

Text by つのだゆき、Photo by snowy

エフプラス

10月なんて瞬殺で終わるしww
2021CTツアー初戦のパイプマスターズまで1か月ちょっと。まぁ、何をどう考えても通常の形でコンテストが行われることはないと思う。
つまり、2021CTツアーも何らかの形でコロナの影響を受けることがほぼ決定なんだろう。

コンテストピリオドは12月8日スタート予定だけど、12月13日開催予定だったホノルルマラソンがちょっと前に開催断念、2021上半期に延期、あるいは中止と決断が下っていて、その理由がハワイ州政府の許可が下りない、というようなことなので、観光ドル箱のホノルルマラソンの許可が下りずにパイプマスターズの許可が下りることは、常識的に考えてなさそうなので、ないんだろうな、と思う。
現地のインサイダー情報によると、WSLはあのパイプ界隈のバケーションレンタルハウスを期間中すでに借り上げているようなので、やる気は満々。アメリカ本土のカメラマンからは、ハワイ行くの? みたいなメールも来ていて、なんか温度差あるなぁ、みたいな。

先ごろアメリカ本土とハワイ間の行き来はできるようになったので、けっこうアメリカ人浮かれてるわけだけど、だからって国際大会が成立するにはまだまだ時間がかかるだろう。
ただ、何らかの形でコンテストは行われるかもしれない。例えばアメリカとハワイにいる人オンリーでやるとか、世界の各リージョンやリムーアのプールでやった感じの、そこにいる人が出れる人コンテスト。それはありそうだな、と思う。何かしらやれば、借りちゃったビーチハウスも無駄にならないだろうし。でもあのいる人コンテスト、イマイチグッとこないんだよな。
だって、やっぱり世界中から選手が集まってやるからワールドツアーなわけで、いる人だけじゃね、ローカルコンテストと変わらないわけだから。

ノースショアローカルたちは、サーファーにしてもそうじゃないにしても、あの騒がしい、渋滞などで日常生活を阻害されるイベントがない、というのはウエルカムなんだろう。特に静かな暮らしを求めてホノルルではなくノースに住んでいる人たちにとっては、今シーズンほど素敵なシーズンはないだろう。私だって31年ぶりに日本にいるステキな12月。

12月ごろには何とかなるかも……という当初の見通しは、だいぶ後ろ倒しになりそうな今日この頃だ。

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